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2007/05/19

『GEORGIA(R)』 キャップの差異

コカ・コーラナショナルビバレッジ (CCNBC) 社の 『GEORGIA(R) (→あける)』キャップには、キャップ製造メーカーによる差異にて、3バージョンが存在する。最近(2007年5月頃より)、「カフェラッテ」(280mL)の角の丸い「大和ノーベンバル」社製キャップの参入により、3つとなった。(A)アルコア・クロージャー・システムズ社製、(B)日本クラウンコルク社製、(C)大和ノーベンバルである。

キャップの違いは、大きく分けて通称 「角丸」 (C)と通称 「粗ギザ」 (A、B)に区分出来る。角の丸いものが(C)の大和ノーベンバル社製である。一方の周囲のギザギザの粗い(A)(B)の見分け方は、一見難しいそうであるが、最大の違いは、 「レジスターマーク(R)」 の大きさである。(A)の方が(B)のものと較べて、顕著に大きい。当然、締め付け確認用インジケータマーク近傍にドットホールが存在することも特徴の一つである(2006年10月14日付の当ブログ[注1]を参照のこと)。また、上方の「→あける」の表示が、(A)の方が、コーヒーカップの縁に0.5mm程近い。

これらの差異は、キャップの製造メーカー毎に異なる版下を使用し、印刷しているためである (キャップについては、印刷はキャップ製造メーカーが担当する)。(A)のアルコア社は、天面部がほぼフラットであることもあり、印刷有効径約27mmに対してフリンジ(縁)からのマージン(余白)を約2.0mm確保している。一方、NCC社は、印刷有効径約27mmに対してマージンは1mm程度である。これは、NCCキャップでは、通常インナーと呼ばれる内径シール部の構造が、天面部に若干のアンギュレーションを造り出すことと無縁ではない気がする(穿ち過ぎか?)。このため、 「粗ギザ」 キャップ(A)と(B)においては、(R)マークの大きさと<GEORGIA>というロゴの文字列幅を微妙に調節する必要があったのではないだろうか。(A)アルコア社製のロゴ幅が18mmであるのに対して、(B)NCC社製のものは19mmである。(A)がデザイン上のバランスを重視したのに対して、(B)は形状に沿ったレイアウトを優先させたといえる(仮説)。

ちなみに、(C)大和ノーベンバル社製のロゴ文字幅は17.5mmであるが、これは印刷有効面積に規定されたものであり、必然的に(R)の大きさも小さくなっている。

■ 参照キャップデータ ■
(A) 『GEOGIA(R)カフェラッテ280mL PET』 の賞味期限+製造所固有記号:「071014/ETA」。賞味期限は6カ月。製造所は「イータマ」なので、東京コカコーラ(イーストジャパン)多摩工場である。キャップはALCOA社製「AS-Lok」ワンピースキャップ(ロット番号:A1-13)。ボトル(ロット番号:TA-12A)。

(B) 『GEOGIA(R)カフェラッテ280mL PET』 では未確認。以前に収集したGEOGIA商品のものを参照。キャップはNCC社製 「28NCフラップ」 ワンピースキャップ(ロット番号:N9-25)。

(C) 『GEOGIA(R)カフェラッテ280mL PET』 の賞味期限+製造所固有記号:「070917/SWO」。賞味期限は6カ月。製造所は不明。キャップは大和ノーベンバル社製ワンピースキャップ[リーセスドTEバンド](ロット番号:203)。ボトル(ロット番号:CL-10)。

注1) 「爽健美茶」キャップの差異.『ペットボトルキャップ時評』(2006年10月14日)

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