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2007/05/24

伊藤園 『お~いお茶』 のボトルとキャップを一新

伊藤園は、2007年5月17日に 『お~いお茶』 のボトルとキャップを2年ぶりに変更した。

ボトルシェイプは、一見、竹筒の水筒を模したように見えるが、サントリーの 『伊右衛門』 ほどの完成度はない。むしろ、アルミ缶の方がそれらしく見える。胴径を3mm短くしたことで持ちやすくし、高さを8mm高くした(209mm→217mm)ことで店頭での訴求力を高めたというが、コンビニ棚では、むしろ窮屈そうに見える。また、自販機対策として、209mm高バージョンを専用に製造しているらしい。生造ラインの統合を推進しているCCNBC社では思いもよらないような贅沢さである。

キャップは、全体的デザインはそのままで、メッセージのみが変更されている(a→b)。

 (a) 「日本のお茶」 の日の丸ロゴ+ 「茶畑から 育てています。 伊藤園」
 (b) 「日本のお茶」 の日の丸ロゴ+ 「いいお茶は、 いい畑から。 伊藤園」

俳句好きの伊藤園らしい見事なキャッチコピーである。一見、自由律俳句[注1]に見えるが、単なる 「字余り」 であろう。この場合、 「茶畑」 が春の季語である。

伊藤園の凄さは、この小さなキャップを広告媒体として認知していることにある。(a)において、伊藤園では 『お~いお茶』 用に、茶畑から改良していることを訴え、(b)において、そのように改良された茶畑から摘まれた茶であれば、当然伊藤園の茶葉の品質は良質であると帰結している。

これは、 「顔の見える生産者」 戦略の一環でもある。そのために 「お~いお茶 『茶畑日記』」 なるブログまで立ち上げている。日本国内で生産される緑茶の2割以上を取り扱うお茶の専門商社伊藤園なればこその企画力である。

■ 参照キャップデータ ■
(a) 『お~いお茶』 (350mL* PETボトル入り)の賞味期限 「080130/A13」。賞味期間は9カ月。キャップは、NCC社製ワンピースキャップ、洗浄スリット入り(ロット番号:H50-28)。ボトルは、東洋製罐製(ロット番号:E-55)。

(b) 『お~いお茶』 (500mL PETボトル入り)の賞味期限 「080129/B6」。賞味期間は9カ月。キャップは、NCC社製ワンピースキャップ、洗浄スリット入り(ロット番号:H40-56)。ボトルは、東洋製罐製(ロット番号:G-21)。

*350mL入りボトルのキャップは,2007年5月24日現在も(a)であることから,(a)(b)は併存状態にある。

注1) 自由律俳句とは、音数や季語に縛られず、心の赴くままに、あるがままを自由に表現したものである。 「咳をしても一人」 で知られている。この句は、種田山頭火の句として巷間伝えられてるが、尾崎放哉のものである。

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