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2007/06/22

キリンテクノシステム社の 「キャップ回転角度検査機」

「粗ギザ」 タイプのペットボトルキャップのインジケータマークが、ネジ切り開始位置ではないことに最近気づいたことは、前々回のブログ 「『爽健美茶(R)』 のベースノート」 (2007年6月20日) で述べた通りである。そこで、コンビニを巡って、各社飲料のキャップのマーク位置を調べてみた。その結果、ペットボトル製造メーカーとプラスチックキャップの製造メーカーの組み合わせにより、キャップ本体のマークとボトル側のマークとの角度は、様々に変化することが判明した。すなわち、組み合わせにより、無数の角度が存在し得るということである。

では、「粗ギザ」 キャップでは、どのように締め付け具合を判断しているかと言うと、専用の製品検査機が存在していた。キリンテクノシステム社の 「キャップ回転角度検査機」 である。そのまんまな名称がいかにも検査機器然としていて、カッコイイ。

検査の方法は、「コンベア上を搬送されるボトルをカメラで撮影し、キャップ部とサポートリング部のそれぞれのマークを検出し、その相対角度から、巻き締め不良を検出」 (同社ホームページより引用 [注1]) するらしい。

なお、多少煩雑ではあるが、相対角度は目視だけでも計測可能である。「粗ギザ」 キャップのローレット数は60山であるので、「1山=6°」 となる。サポートリング部のマークの鉛直線上のローレットを起点として、キャップ部のマークまでの山の数を数えれば、正確な角度が導き出せる。これが最も簡便な方法である。同社ホームページに例として挙げられているキャップの場合、5山であるので、相対角度は30°である。ちなみに、この 『爽健美茶(R)』 のキャップは、1999年5月当時のキャップである。宇多田ヒカルの 「爽健美茶 Natural Breeze Concert」 キャンペーンの頃である。だとすると、「キャップ回転角度検査機」 は8年以上も前から存在していたことになる [注2]。驚きである。

注1) キリンテクノシステム社 「キャップ回転角度検査機
注2) 特開平11-108853 (1999年4月23日、株式会社キリンテクノシステム)

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