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2007/12/21

アサヒ飲料 『バヤリースとろけるマンゴープレミアム』 にエコグリップキャップ登場

2007年12月18日 (火)、アサヒ飲料の数量限定製品である 『バヤリースとろけるマンゴープレミアム』 (PET350mL) [注1] にエコグリップキャップが登場した (2007年12月20日、JR東日本系列のコンビニエンスストア 「NEWDAYS」 店頭にて確認)。なお、この花びら様の形状グリップのことをNCC社では 「ウェーブナール (波型形状)」 と呼称している。

なお、<キャップ飛び> のリスクを考慮して、『バヤリースとろけるマンゴープレミアム』 は、240万本数量限定による 「売切御免」 方式をとっている。この販売方法では賞味期限を待つことなく完売が望めるため、上記リスクを回避出来るものと思われる。ただし、この 「28NCフラップホット-SW」 には、二次醗酵が起こった場合でも、内圧を解放することで、キャップ飛びやボトルの破裂を防止するための構造上の安全機構が備わっている。

キャップデザインであるが、白地キャップ地に、従来からある 「Bireley's (R)」 ロゴ + 「あける→」 である。ただし、 『バヤリースとろけるマンゴープレミアム』 (PET350mL) には、今回登場した (a) NCC社製ウェーブナール形状の 「エコグリップキャップ」 タイプの他に、(b) 日本山村硝子社製のノーマルタイプのキャップ (従来品) も存在する。むしろ通常のコンビニ店頭では、このノーマルタイプのものが主流と思われる。

これらのキャップの差異は、次の特徴により容易に判別可能である。先ず、製造工場 (製造ライン) の違いである。TEバンド部に印字された製造所固有記号が、(a) は 「JST」、(b) は 「SCG」 となっている。次に決定的なデザイン上の差異が存在する。(a) のウェーブナール形状の 「エコグリップキャップ」 には天面部にキャップ内側のインナーシールの構造を反映した顕著なアンジュレーションが存在する。そのため、「あける→」 が 「Bireley's (R)」 ロゴに近接したレイアウトになっている。2つを比較すれば明らかであるが、ノーマルタイプでは外縁ギリギリに位置する 「あける→」 表示が (b) では、ほぼインナーシール上に位置することが分かる。従って、「エコグリップ」 バージョンのキャップは、同一デザインでキャップ形状のみが異なる 「variant (異種)」 というよりは、むしろ別デザインのキャップとして捉えた方が適切なのかも知れない。

余談ではあるが、『とろけるマンゴー』 というネーミングは、意味もなく男心をくすぐる。スチール缶の姉妹品に 『とろけるモモ』 が存在することを考え併せれば、確信犯的意図さえ感じ取れる。穿ち過ぎであろうか。

■ 商品表示データ ■
『バヤリースとろけるマンゴープレミアム』 (350mLスリム正角耐熱PETボトル)
<名称> 40%マンゴー果汁入り飲料
<原材料名> マンゴー、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、乳化剤、香料、ビタミンC
<栄養成分> (100mL当たり) ●エネルギー:48kcal ●たんぱく質:0g ●脂質:0g ●炭水化物:12g ●ナトリウム:1~11mg
<販売者> アサヒ飲料株式会社 (東京都墨田区吾妻橋1-23-1)
<JAN> 4-514603-145816

■ 参照キャップデータ ■
(a) 『バヤリースとろけるマンゴープレミアム』 (350mLスリム正角耐熱PETボトル) の賞味期限+製造所固有記号: 「080511/JST」。賞味期限は6カ月 (未開栓)。キャップは、NCC社製 「28NCフラップホット-SW」 (通称:エコグリップキャップ) (洗浄スリット付き) (ロット番号:H81-10)。ボトルは、吉野工業所製 (ロット番号:11/H50)。プリフォーム [白] (ロット番号:H5050)。L1114/V25

(b) 『バヤリースとろけるマンゴープレミアム』 (350mLスリム正角耐熱PETボトル) の賞味期限+製造所固有記号: 「080529/SCG」。賞味期限は6カ月 (未開栓)。キャップは、日本山村硝子社製TENキャップ中栓付き2ピースキャップ (ベントホール付き) (ロット番号:c8-27)。ボトルは、吉野工業所製 (ロット番号:5/H77)。プリフォーム [白] (ロット番号:H5077)。.L1202/L55

注1) 「濃厚なマンゴーの味わいを数量限定でお届けします! 『バヤリース とろけるマンゴープレミアム PET350ml』 新発売」 アサヒ飲料ニュースリリース #699 (2007/11/20)

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コメント

こんにちは。
乃木坂近くのファミマでは通常のキャップでした。
バヤリーズは昔の住所が巻いているやつしかもっていなかったので、嬉しかった。
最近は「あける→」が多いですね。

TQYさん、こんにちは

私のブログはあまり人気がないので、コメントを付けて頂けて大変光栄です。

私もバヤリースのキャップは大好きです。古き良き時代のアメリカのロゴデザインのテーストを残した数少ないものの一つだと思います。とりわけ、ネオン管を思い起こさせるブラッシュフォントと背景のひさご(瓢箪)型のシェイプに少年の頃飲んだビン入りのバヤリースオレンジの味覚がよみがえります。

それと、今回の 『バヤリースとろけるマンゴープレミアム』 のキャップは、天面部全面がつるつるで、印刷もシャープなため、非常にきれいな仕上がりになっていると思います。ただし、「あける→」がデザイン上邪魔な気がしますが...

なお、エコグリップキャップバージョンは、JR東日本駅構内の コンビニエンスストア「NEWDAYS」以外では見かけたことがありません。残念ながら、現在は品切れのためか、販売されていませんが。

OJ (^^)

>私のブログはあまり人気がないので、コメントを付けて頂けて大変光栄です。

まだ最近の記事を少し拝見させていただいただけですが、情報・分析・デザインに対する愛情を感じる素敵なブログかと思い、RSSに登録させていただきました。

最近ブログを始めて判ったのですが、手間隙をかけたエントリーが多くの人に読まれる一方で、5分で書いたLEGOの福袋のエントリーがものすごいアクセス数をかせぎ、人気というもののあやうさに実感・驚愕したものです。

アクセス数の多少にかかわらず、今までどおりペットボトルキャップに関するクオリティーの高いエントリーを拝読させていただければ一読者として幸いです。


>「あける→」がデザイン上邪魔な気がしますが...

「あける→」は、ロゴを楽しむ観点から、美的には残念なレイアウトですが、デザインの機能としてはあってしかるべきものかと思います。最近ではネジの開け閉めもわからない子供が多いですから。住所を円周に書いていたのを思えば、企業の意識としては進歩だと思います。

『バヤリースとろけるマンゴープレミアム』 エコグリップキャップバージョンが、「NEWDAYS」 以外に 「サンクス」 店頭にも約1カ月遅れで並び始めた(2008年1月17日確認)。これは、アサヒ飲料の九州福岡にある委託工場 (KF2) で製造されたものである。因みに、同工場では南日本酪農協同株式会社の 『スコールマンゴー』 の委託製造も行っているはずである。

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あいかわらず見知らぬコンビニへ行けば見たことのないペットボトルのキャップを物色している。で、今日買ったバヤリーズとろけるマンゴープレミアムには感動した。良い仕事だと思った。これで160円は安い。ちゃんとマンゴーの食感がする。10万箱(数量限定)お買い上げは... [続きを読む]

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