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2008年1月

2008/01/30

JTフーズ社 「DOUTOR」 キャップに 「変則グリップ」 キャップを導入

ジェイティーフーズ社では現在、500mLペットボトル入りの (a) 『ドトール カフェ・オ・レ』 (コーヒー飲料、2006年8月21日発売) と (b) 『ドトール ロイヤルミルクティー』 (紅茶飲料、 2007年8月27日) の2種類の製品に 「DOUTOR」 のロゴ [注1] の付いた 「粗ギザ」 キャップを用いて販売している [注2-3]。

最近、この製品に 「変則グリップ (新ナールデザイン)」 キャップが出現し始めている。キャップの形状は、2007年12月4日付け当ブログ 「粗ギザタイプにもエコグリップ様キャップ登場」 にて紹介した加ト吉の 『谷川水系の岩清水』 で使用されているものと同じ形状のものである。『谷川水系の岩清水』 のキャップは白色無地の汎用キャップであったため、それほど注目なれることはなかったが、ついにキャップ天面部に印刷が施されたものが登場した。「エコグリップキャップ」 の登場以来、こうした 「変則グリップ」 キャップのバラエティーが急速に増加しつつある。コレクターとしては、うかうかしていられない。

ただし、今回の 「変則グリップ」 バージョンをコレクターズ・アイテムに加えるかどうかは、見解の分かれるところであろう。以前にも言及したように、見た目ではさほど違和感を感じさせないくらいに判別しにくいからである。

投入時期は、迂闊にも見過ごしていたため、どの時点かは不明である。ただ、賞味期限表示が、(b-1) 「080724/HTA」 のものでは従来の 「粗ギザ」 タイプ、(a-1) 「080807/HTA」 のものでは新規の 「変則グリップ」 タイプであったことと、同製品の賞味期間が約9カ月に設定されていることから類推して、製造日は少なくとも2007年12月上旬頃ではないかと考えられる。従って、都内での販売投入時期はここ数週間以内である。現在、当 「変則グリップ」 キャップ付きの 「DOUTOR」 キャップは、「おかしのまちおか」 (首都圏展開の菓子類の量販店) [注4] と 「SHOP 99」 (全国展開のディスカウント・コンビニエンスストア) [注5] で購入可能である (2008年1月27日、両店舗店頭にて確認)。価格はどちらも104円 (税込み) の廉価販売であった。このことは、当 「変則グリップ」 キャップの投入 (導入) が、まだ試験的なものであることを意味している (ような気がする)。

なお、この 「変則グリップ」 キャップは当初、ミネラルウォーターに特化したものとばかり勝手に思い込んでいたため、コーヒー飲料や紅茶飲料に導入されことは意外であった。しかしながら、当キャップが、NCC社製 「28NCフラップアセプ-S」 と呼ばれるアセプティク (無菌) 充填用のキャップであることを考え併せれば、当然の帰結といえる。アセプティック充填用キャップの用途は、主に 「ミネラルウォーター」、『爽健美茶』 に代表される 「混合茶」、『ジョージア』 に代表される 「コーヒー飲料」 とされている。従って、今回のような 「DOUTOR」 製品への使用は全く問題がない。

因みに、「粗ギザ」 キャップがワンピースであり、ギザギザ (ナール) がノーマルキャップの半分の60山であることには、ちゃんとした理由があった。アセプティック充填用キャップは滅菌のため、薬剤で洗浄する必要があり、薬剤を洗い流しやすく、残留しにくい形状であることが求められた結果らしい [注6-7]。

なお、「28NCフラップアセプ-S」 の特徴は、NCC社の 『2007年環境・社会報告書』 によれば、「① 環境負荷低減のため目付の6%削減 (密封性・機能性は既存キャップと同等)、② 開けやすい新ナールデザインの採用、③ 二次発酵対策機能の付加」 ということである。

新規ナール形状キャップの開発は、いまや国内にとどまらず、世界的傾向となりつつある。『カド・デュ・ケベック メープルシロップ (カナダアンバー660g)』 のキャップなどにも、ウェーブナール形状のものが存在する [注8]。

いずれにしても、新規キャップの出現はうれしいが、しばらくの間、気が抜けない日々が続く。

■ 商品表示データ ■
(a) 『ドトール カフェ・オ・レ』 (4角PETボトル500mL)
<品名> コーヒー飲料
<原材料名> 砂糖、コーヒー、脱脂粉乳、濃縮乳、全粉乳、デキストリン、乳化剤、香料、安定剤 (カラギナン)
<栄養成分> (100mL当たり) ●エネルギー:38kcal ●たんぱく質:1.0g ●脂質:0.5g ●炭水化物:7.3g ●ナトリウム:38.7mg
<販売者> ジェイティーフーズ株式会社 (東京都品川区大井1-28-1)
<JAN> 4-902210-385594

(b) 『ドトール ロイヤルミルクティー』 (4角PETボトル500mL)
<品名> 紅茶飲料
<原材料名> 牛乳、砂糖、全粉乳、紅茶、デキストリン、食塩、乳化剤、香料、ビタミンC
<栄養成分> (100mL当たり) ●エネルギー:40kcal ●たんぱく質:0.7g ●脂質:0.9g ●炭水化物:7.2g ●ナトリウム:30.0mg
<販売者> ジェイティーフーズ株式会社 (東京都品川区大井1-28-1)
<JAN> 4-902210-397696

■ 参照キャップデータ ■
(a-1) 『ドトール カフェ・オ・レ』 (4角PETボトル500mL)
) の賞味期限/製造所固有記号:「080807/HTA」。賞味期間:9カ月。キャップは、日本クラウンコルク(NCC)社製 「28NCフラップアセプ-S」 ワンピースキャップ改良型 [新ナールデザイン] (ロット番号:A3-23)。ボトルは、大和製罐社製 (ロット番号:47)。プリフォーム [透明] (ロット番号:2002)

(b-1) 『ドトール ロイヤルミルクティー』 (4角PETボトル500mL) の賞味期限/製造所固有記号:「080724/HTA」。賞味期間:9カ月。キャップは、NCC社製 「28NCフラップアセプ」 ワンピースキャップ [粗ギザタイプ] (ロット番号:N10-70)。ボトルは、大和製罐社製 (ロット番号:64)。プリフォーム [透明] (ロット番号:3203)

(b-2) 『ドトール ロイヤルミルクティー』 (4角PETボトル500mL) の賞味期限/製造所固有記号:「080816/HTA」。賞味期間:9カ月。キャップは、NCC社製 「28NCフラップアセプ-S」 ワンピースキャップ改良型 [新ナールデザイン] (ロット番号:A3-18)。ボトルは、大和製罐社製 (ロット番号:43)。プリフォーム [透明] (ロット番号:3219)

注1) KUMA氏の運営する 『ペットボトルキャップコレクションの旅』 「日本のプラキャップ」 <(株)ドトールコーヒー編> の 「ドトールアイスコーヒー-01」 を参照のこと
注2) 日本たばこ産業 「商品ラインアップ <ドトール>
注3) 「ドトールコーヒーのコンビニ戦略」 『ペットボトルキャップ時評』 (2007年8月13日)
注4) おかしのまちおか ホームページ
注5) ショップ99 ホームページ
注6) 阿部勝: 変化する飲料用キャップの動向.Packpia 43(6):24-28,1999.
注7) 叶野裕児: 飲料用「樹脂キャップ」について.Packpia 41(6):22-27,1997.
注8) 株式会社ミナト商会カド デュ ケベック メープルシロップ (カナダ№2アンバー)

2008/01/23

アサヒ飲料 『バヤリースとろけるプレミアム』 シリーズに 「白桃」 登場

昨年暮れの 『バヤリースとろけるマンゴープレミアム』 [注1] (2007年12月18日(火)発売) に引き続き、約1カ月の期間を置き、2008年1月22日 (火)、『バヤリースとろける白桃プレミアム』 [注2] が発売された (2008年1月22日、JR東日本系列のコンビニエンスストア「NEWDAYS」店頭にて確認)。今回も、この製品には (a) 「エコグリップキャップ」 (製造所固有記号:JST) と (b) 「ノーマルギザキャップ」 (製造所固有記号:SCG) (2008年1月22日、ファミリーマート店頭にて確認) の2バージョンが販売されている。前者は、NEWDAYSにて入手可能であり、後者は、一般の大手コンビニチェーンで購入可能である。このことは、前回の 「マンゴー」 の場合と全く同様のフォーマットでの販売形態である。なお、前回の 「マンゴー」 については、販売から約1カ月後にサンクスでも 「エコグリップ」 バージョン (製造所固有記号:KF2) が販売された。従って、意外と入手しやすい環境にあると言える。

なお、今回も、360万本 (24本入りダンボールカートン×15万箱) の数量限定販売であるが、白桃はアップルマンゴーと比較して1.5倍の出荷量となっている。ただし、果汁含有割合はアップルマンゴーの40%に較べ、白桃が30%と若干低い (それでも、当社比1.5倍なのだそうである)。これは、原価率の問題というよりは、「とろける」 食感を演出するため、「もも」 においては増粘剤を添加する必要があったためと考えられる。

今回、2種類の限定商品の発売時期の比較において判明したことがある。アサヒ飲料では、『とろけるマンゴー』 240万本が、約1カ月間で完売すると見込んでいたということである。大量消費時代のリアリティーとはこう言うことなのだろう。より分かりやすく換言すれば、1カ月間に日本の人口の約2% (100人中2人) が購入するだけで、この数字を達成可能ということになる (現実には無理だろうけど)。

キャップデザインに関しては、前回の 「マンゴー」 と同様であるが、(b) の日本山村硝子社製 「TENキャップ」 の天面部印刷面がマンゴー版では <ツルツルした> 仕上げであったものが、白桃版では <ザラザラした> 仕上がりに戻っている。

余談ではあるが、スチール缶の方は 『とろけるモモ』 というネーミングなのに、ペットボトルの方を敢えて 『とろける白桃』 としたのには何か理由があるのだろうか。漢字の <読み> は果たして 「ハクトウ」 という <音読み> で本当に良いのだろうか (まさかとは思うが)。

■ 商品表示データ ■
『バヤリースとろける白桃プレミアム』 (350mLスリム正角耐熱PETボトル)
<名称> 30%もも果汁入り飲料
<原材料名> もも、砂糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)、増粘剤(ペクチン)、香料、乳化剤、酸味料、ビタミンC
<栄養成分> (100mL当たり) ●エネルギー:48kcal ●たんぱく質:0g ●脂質:0g ●炭水化物:12g ●ナトリウム:4~14mg
<販売者> アサヒ飲料株式会社 (東京都墨田区吾妻橋1-23-1)
<JAN> 4-514603-145915

■ 参照キャップデータ ■
(a) 『バヤリースとろける白桃プレミアム』 (350mLスリム正角耐熱PETボトル) の賞味期限+製造所固有記号: 「080604/JST」。賞味期間は6カ月 (未開栓)。キャップは、NCC社製 「28NCフラップホット-SW」 (通称:エコグリップキャップ) (洗浄スリット6カ所) (ロット番号:H81-51)。ボトルは、吉野工業所製 (ロット番号:5/H90)。プリフォーム [白] (ロット番号:H6090)。L1208/W15

(b) 『バヤリースとろける白桃プレミアム』 (350mLスリム正角耐熱PETボトル) の賞味期限+製造所固有記号: 「080625/SCG」。賞味期間は6カ月 (未開栓)。キャップは、日本山村硝子社製TENキャップ中栓付き2ピースキャップ (ベントホール4カ所) (ロット番号:c10-27)。ボトルは、吉野工業所製 (ロット番号:19/H115)。プリフォーム [白] (ロット番号:H6115)。.L1229/J54

注1) 「濃厚なマンゴーの味わいを数量限定でお届けします! 『バヤリース とろけるマンゴープレミアム PET350ml』 新発売」 アサヒ飲料ニュースリリース #699 (2007/11/20)
注2) 「厳選された白桃の濃厚な味わいを数量限定でお届けします! 『バヤリース とろける白桃プレミアム PET350ml』 新発売」 アサヒ飲料ニュースリリース #714 (2008/01/15)

2008/01/22

『Gold-Pak』 の社名ロゴ入りキャップ

新宿駅ルミネ口近くの駅中に出店している食料品店 「成城石井」 で、これまで見掛けたことのなかったゴールドパック社 [注1] のロゴ入りキャップのミネラルウォーターを購入した(2008年1月22日、店頭にて確認)。500mL入り1本100円 (税込み) である。安い。同社は、首都圏の大手私鉄系スーパーマーケットで構成される八社会や伊藤園の委託により「天然水」 などの製品をOEM製造していることでも知られる。

キャップデザインは、白地ベースに濃い青色一色で、山の様な図象の社章とともに 「Gold-Pak」 の社名ロゴを中央に配し、上部周囲に細いゴジック体の書体で小さく 「安曇野の水のおいしさ」 の文字が入る。なお、ゴールドパック社の社章 (コーポレート・マーク) は、一見、ツインピークスの山腹から噴煙が立ち上っているように見えることから、同社あずみ野工場から望む常念岳を図象化したものと思っていた。ところが、同社サイトの 「コーポレート・メッセージ」 のページ [注2] を観ると、何とマークは赤と緑の2色で構成されており、「緑の図形は大地を、赤く立ち昇る図形は社員の情熱」 を現しているという (ちょっと、ビックリである)。

なお、「おいしさは安曇野の天然水」 と中央に入った従来からのキャップ [注3] も同時に販売されていたことから、当デザインのキャップに完全移行するかどうかは、今のところ不明である。また、これが新規キャップかどうかも分からない。

何れにしても、ポップな図柄のキャップが入手出来たことは非常にうれしい。

■ 商品表示データ ■
<名称> ナチュラルミネラルウォーター
<原材料名> 水 (鉱水)
<採水地> 長野県安曇野市堀金烏川
<製造者> ゴールドパック株式会社あずみ野工場 (長野県安曇野市堀金烏川1984-1)
<JAN> 4-972251-913704
<栄養成分> (500mL当たり) ●エネルギー:0kcak ●たんぱく質:0g ●脂質:0g ●炭水化物:0g ●ナトリウム:7.2mg ●カリウム:0.3mg ●カルシウム:3.0mg ●マグネシウム:1.2mg
<硬度> 25

■ 参照キャップデータ ■
『北アルプス安曇野の天然水』 (4角500mLペットボトル) の賞味期限: 「09.12.19」 、賞味期間は24カ月 (未開栓)。製造所はゴールドパック株式会社あずみ野工場。キャップは、日本山村硝子社製 「TEN-キャップ」(ベントホール4カ所) (ロット番号:c5-40)。ボトルは、東洋製罐社製 (ロット番号:G/3)。製品製造ロット番号:「1418B」。プリフォーム [白]:1045。

注1) ゴールドパック株式会社北アルプス安曇野の天然水
注2) ゴールドパック株式会社 「コーポレート・メッセージ
注3) KUMA氏の運営する 『ペットボトルキャップコレクションの旅』 「日本のプラキャップ」 <水編>の 「ゴールドパック(株)安曇野の天然水-01」 を参照のこと

2008/01/21

『キリン生茶』 リニューアルに伴い、グリップ性能を強化した新形状キャップを採用

2008年1月16日 (水)、キリンビバレッジ社は、2000年3月の発売以来、緑茶市場を牽引して来た 『キリン生茶』 をリニューアルし、全国で新発売するとプレスリリースを発表した [注1]。

発売は、約1カ月先の2008年2月26日 (火) となるため、実物を確認することは出来ないが、同社Webサイトに掲載されているニュースリリースによれば、キャップのグリップ性能 (滑りにくく、開けやすい) を向上させるために、新規設計のキャップを採用すると言う。

これは、同社の掲げる 「人に、自然にやさしい商品設計」 方針に基づくものらしい。先ず、「環境負荷低減」 への取り組みとして、2Lペットボトルに、2005年3月より導入されている 「ペコロジーボトル」(省資源、つぶしやすい) の使用に加え、リサイクル促進を目的とした、はがしやすい 「ロールラベル」 を導入している。また、2006年2月24日に 「エコレールマーク」 認定企業 [注2] となったことから、「環境にやさしい鉄道貨物輸送」 も継続するらしい。更に、商品設計に関しては、「滑りにくく開けやすい」 ユニバーサルデザインも指向しているようだ。

実物を確認出来ないないので、現時点での評価は不能であるが、ニュースリリースに収載されている <高画質画像> [注1] が実際に使用されるキャップを撮影したものであると仮定するならば、いわゆる 「粗ギザ」 と 「ノーマルギザ」 を合わせたような変則的なナール (キャップ側面のスカート部のギザギザのこと、通常 「knurl」 と呼ばれている) 形状をしている。画像が見難いので、正確なナール (山) の数は不明であるが、短いインジケータマーク (これはノーマルタイプのようである) から反時計回りに、広い溝が10個連続している (従って、粗ギザタイプのナールは10本である)。その右隣から狭い溝と細いノーマルタイプのナールが画像で確認可能な範囲まで連続している。恐らく、90度毎に 「粗ギザ10本」→「ノーマル30本」→「粗ギザ10本」→「ノーマル30本」→(元に戻る) というように循環しているものと考えられる。そう仮定した場合、粗ギザの間隔は 「9°」、ノーマルギザの間隔は 「3°」、ナール (山) の総数は80本と言うことになる。上から見ると、約90°毎にギザギザのパターンが変わるため、天面部は楕円に近い視覚的効果をもたらすのではないだろうか。また、天面部に東西南北の方向性が自動的に付与されるため、キャップの図柄に少なからず影響を与える気がする。今後、このキャップに即したデザインが生まれることを期待したい。

キャップの製造メーカーについてであるが、現在、『キリン生茶』 には、NCC社製の 「粗ギザ」 タイプのものと、日本山村硝子社製の 「ノーマルギザ」 タイプのものが充填方式の違いにより、使い分けられている。今回の新規キャップに関する画像を見る限り、TEバンドの形状とサポートリングが透明であることから類推して、これはNCC社製の非耐熱ボトル (アセプチック充填) 用 「28NCフラップ」 の改良型ではないかと思われる。

キャップの図柄は、ラベルの商品ロゴが従来のままであり、キャップ地の色も、煎茶をイメージした明るい緑色のままであることから、変更はないような気がする。

アサヒ飲料の 『エコグリップキャップ』 に対抗するかたちで投入された今回のキリンビバレッジ社の新規形状キャップの市場投入は、ペットボトルキャップ形状の多様化と淘汰の時代の始まりを予感させるものである。ウェーブナール (波型) 形状のキャップのことをNCC社では 『エコグリップキャップ』 (28NCフラップホット-SW) と呼んでいるが、今回の新規形状キャップはいったい何と呼ばれるのであろうか。久々にワクワクした気分になって来た。今から発売が待ち遠しい。何れにしても、新規キャップの登場はうれしい。

注1) 「『キリン生茶』 2月26日 (火) リニューアル新発売 鮮度茶葉の香りと甘みでリフレッシュできる現代緑茶へ」 キリンビバレッジ株式会社 ニュースリリース (2008/01/16)
注2) 国土交通省 「第5回 『エコレールマーク』 の認定について

2008/01/03

CCNBC社3種類の 『Coca-Cola(R)』 のキャップデザインを統一

2008年1月、CCNBC社は 「ノーカロリー コカ・コーラ」 のキャップデザインを他の 『Coca-Cola(R)』 に使用されている 「cocacola.jp」 というインターネットのURLアドレス入りのデザインに統一した (2008年1月3日、サティー店頭にて確認)。

CCNBC社は前年の2007年に、同一原材料であるが、その配合比と香料を変えた2種類のフレーバーの 『Coca-Cola (R)』 を発売している。

(1) 2007年4月2日 (月):「ノーカロリー コカ・コーラ」 発売 [注1]
(2) 2007年6月4日(月):「コカ・コーラ ゼロ」 発売 [注2]

これで、「赤色のコーク」、「銀色のコーク」、「黒色のコーク」 の現行ラインナップが完成した。コンビニの陳列棚ではこれに、サントリーフーズ社の 『PEPSI NEX』 を加えて、4種類のコーラが日々、勢力圏の拡大のため互いにしのぎを削っている。

「赤色のコーク」 は、2007年1月に文字通り赤地キャップ地に白色オペークインキの図柄でリニューアルして登場した。更に、2007年6月には 「黒色のコーク」 がその発売と同時に、チャコールグレーのキャップ地に白色オペークインキの図柄で登場する。このように、デザインの統一をはかっていたにもかかわらず、「ノーカロリー コカ・コーラ」 のキャップだけが、白地キャップ地に赤色文字の従来からのキャップデザインのままであった。

その理由は、2007年4月2日に発売された 「ノーカロリー コカ・コーラ」 が、従来の 「ダイエット コカ・コーラ」 のリネーム (改名) 版に過ぎなかったことにある。すなわち、商品イメージの 「継続性」 とその周知のために 「同一性の保持」 が必要であったのだ。また、サントリーフーズ社の 『PEPSI NEX』 が白地キャップに紺色文字であったこともあり、対抗上 「Coca-Cola」 の伝統的な赤色ロゴを残す必要があったものと思われる。

キャップデザインは、既にお馴染みとなった世界標準の 「Coca-Colaのボトルシェイプのシルエット」 + 「cocacola.jp」 に左右上下に点対象の 「→あける」 の図柄である。それが、白色キャップ地に灰色 (銀色のメタファー) のインキで印刷された色違いキャップとなっている。ラベルが銀色であることから、これまでCCNBC社では、「銀色のコーク」 と呼称して来たが、今回のキャップデザイン変更により、名実ともに 「銀色」 となった。ノーカロリーが  「赤」 のままでは、イメージ的に重過ぎたといえよう。

ただし、2008年1月3日現在、岩城工場 (EIW) で製造されている 「ノーカロリー コカ・コーラ」 には、新旧2種類のキャップが併存している。同一の賞味期限表示にもかかわらず、(a) サティーで購入したものは、銀色文字 「cocacola.jp」 バージョンであり、(b) サンクスで購入したものは赤色文字 「Coca-Cola (R)」 バージョンであった。このことの意味が、キャップの在庫調整なのか、併存戦略なのかは現時点では不明である。ただし、半年間の周知期間を経たいま、同一刷版で、キャップ地とインキの色を変更するだけで、流用可能な同一デザインへの変更は、コスト削減に取り組む同社の基本戦略と合致することから、今後デザイン統一の方向にすすむものと考えられる。これにより、伝統的な 「Coca-Cola (R)」 のロゴのキャップデザインが消えることになる。

Coca-Cola (R)」のロゴは、キャップ上において「FROM」の文字を伴い、社名を示すだけの遺産となり、商品名としての「Coca-Cola (R)」はラベルに刻まれるだけとなる。それはそれで、寂しい気がする。

■ 商品表示データ ■
『No Calorie Coca-Cola(R)』 (5脚500mLペットボトル入り)
<原材料名> カラメル色素、酸味料、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムK、スクラロース)、香料、保存料(安息香酸Na)、カフェイン
<栄養成分>(100mL当たり) ●エネルギー:0kcal ●たんぱく質・脂質・炭水化物:0mg ●ナトリウム:7mg
<販売者> コカ・コーラナショナルビバレッジ株式会社 (東京都港区六本木6-2-31)
<JAN> 4-902102-065948

■ 参照キャップデータ ■
(a) 『No Calorie Coca-Cola(R)』[ボトルシェープデザイン版] (500mLペットボトル) の賞味期限+製造所固有記号: 「B 080507-EIW」。賞味期限4カ月、製造所は岩城工場。キャップはAlcoa社製 「Wing-Lok」 (ロット番号:035)。ボトルは自社 [CCEJP] 成形 (ロット番号:I/B-23B)。

(b) 『No Calorie Coca-Cola(R)』[伝統的ロゴ版] (500mLペットボトル) の賞味期限+製造所固有記号: 「A 080507-EIW」。賞味期限4カ月、製造所は岩城工場。キャップは、Alcoa社製 「Wing-Lok」 (ロット番号:522)。ボトルは自社 [CCEJP] 成形 (ロット番号:I/B-23A)。

注1) 「『ノーカロリー コカ・コーラ』 プロモーション」 ニュースリリース#127 (2007/03/19)
注2) 「『コカ・コーラゼロ(R)』 誕生」 ニュースリリース#185 (2007/06/04)

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