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2008/10/21

リプトンリモーネ 『ホットレモンティー』 の加温器キャップ

オレンジキャップの季節の続編である。

加温器キャップの主なメッセージには、以下の2種類があることは前回ブログで述べた通りである。

 (a) 「オレンジキャップは加温器販売が出来る製品の目印です。」
 (b) 「この製品は加温器で販売できる製品です。」

また、「出来る」 の部分は 「できる」 のこともある、と言う類のことも述べた。今回はその最適な例について紹介したい。

サントリーフーズ社には、『Lipton LIMONE』 というレモン果汁入りの紅茶飲料がある。それに対応する加温器販売製品は、『[リモーネ] ホットレモンティー』 (280mL PET) である (2008年9月23日、火曜日発売) [注1]。コールド販売製品には、赤い 「Lipton」 ブランドロゴの入ったキャップが使用されている。だが、加温器販売製品では、販売会社の社名入りの汎用オレンジキャップである。こうした状況は、他社でも変わらない。今回、サントリーフーズ社のオレンジキャップに、現行メッセージの文字列と異なるバージョンが出現した。まさに 「できる」 が 「出来る」 になった例である。

歴史的検証のため、今回も日本有数のペットボトルキャップコレクターであるKUMA氏のサイト [注2] を参照させて頂いた。これを見ると、これまで出現したサントリー社及びサントリーフーズ社の加温器キャップは、全部で6種類存在する。すなわち、28mm径4種類+38mm径2種類である。この6種類の内訳は、2004年10月のサントリーフーズ社のコーポレートロゴの変更を分岐点として、旧サンセリフフォント3種類と現行ロゴ3種類にきっちり2分されている。そして、新旧2種類のロゴは、各々、28mm径 「ノーマールギザ」、28mm径 「粗ギザ」、38mm径 「広口キャップ」 の各形状に対応している。

また、メッセージについて、28mm径キャップに限れば、文字列の一部が当初 「出来る」 と漢字交じり表記であったものが、ロゴの変更に伴い 「できる」 のひらがな表記に変更されたことが分かる。広口キャップについては、ロゴの切り替え時期と相前後していたため、最初から 「できる」 表記である。

さて、今回の 『[リモーネ] ホットレモンティー』 (280mL PET) のオレンジキャップのメッセージ文字列であるが、現行の 「できる」 表記から、過去の 「出来る」 表記に戻っている [注3]。因みに、キャップは日本山村硝子社製 「TENキャップ」 である。ただし、『烏龍茶 贅沢銘茶』 の38mm径広口キャップも、日本山村硝子社製 「TENキャップ」 であるにもかかわらず、こちらは 「できる」 表記で統一されている。

その他のサントリーフーズ社の現行加温器製品のキャップはそのほとんどが 「できる」 表記であることから、この違いに特に意味は無い。日本語表記の 「ブレ」 の範囲内である。

表. サントリーフーズ社販売の現行オレンジキャップの使用例 (一部)*

 ▼ 『伊右衛門あったかい石臼挽き茶葉の旨み』 (345mL六角PET)
   「粗ギザ」 |SE
   日本クラウンコルク社製 「NC28フラップアセプ」
 ▼ 『伊右衛門香ばしいほうじ茶』 (345mL六角PET)
   「粗ギザ」 |WK07
   アルコア社製 「AS-Lok」
 ▼ 『BOSS 朝のオレ』 (280L六角PET)
   「粗ギザ」 |WWW
   日本クラウンコルク社製 「NC28フラップアセプ」
 ▼ 『BOSS コクダブル カフェオレ』 (280L六角PET)
   「粗ギザ」 |WWW
   日本クラウンコルク社製 「NC28フラップアセプ」
 ▼ 『黒烏龍茶OTPP』 (350mL四角PET)
   「ノーマルギザ」 |K
   アルコア社製 「PS-Lok」
 ▼ 『[リモーネ] ホットエモンティー』 (280mL六角PET)
   「ノーマルギザ」 |WP
   日本山村硝子社製28mm径 「TENキャップ」**
 ▼ 『烏龍茶 贅沢銘茶』 (350mL六角PET)
   「広口キャップ」 |NN11
   日本山村硝子社製38mm径 「TENキャップ」

注) * 製造ラインの充填方式の違いにより、使用キャップの形状やメーカーが異なる; ** 表示が 「出来る」 バージョンのもの; キャップ形状の後のアルファベットは、製造所固有記号

検索エンジンGoogleで 「できる」 と 「出来る」 のそれぞれのヒット件数を比較してみると、その使用頻度は <3対1> であることが分かる。従って、明確に 「かな表記」 が優勢ではあるが、「漢字交じり表記」 も4人に1人 (あるいは、4回に1回) の割合で存在するため、微妙な均衡が成立していると言える。こうした状況下では、どちらか一方に表記を統一するというコンセンサスは得られ難い。これは、キャップにも、そうした言葉の歴史的変遷の過程を垣間見ることが出来る (できる) いう証左である。

■ 商品表示データ ■
『[リモーネ] ホットレモンティー』(280mL六角耐熱PETボトル)
<品名> 紅茶飲料
<原材料名> 砂糖、レモン果汁、香料、ビタミンC、酸味料
<栄養成分> (100mLあたり) ●エネルギー:33kcal ●たんぱく質:0g ●脂質:0g ●炭水化物:8.2g ●ナトリウム:6mg
<販売者> サントリーフーズ株式会社 (東京都港区台場2-3-3)
<JAN> 4-901777-188334

■ 参照キャップデータ ■
『[リモーネ]ホットレモンティー』(280mL六角耐熱PETボトル) の賞味期限+製造所固有記号:「090306/WP」。賞味期間は約8カ月 (未開栓)。キャップは、日本山村硝子社製 「TENキャップ」 中栓付きの2ピースキャップ [ノーマルタイプ] (ベントホール4個所) (ロット番号:c10-9)。ボトルは、吉野工業所製 (ロット番号:222/9)。プリフォーム [白] (ロット番号:009)

注1) 「『ボス 贅沢ミルクと生クリームのコクダブルカフェオレ』 『ホット伊右衛門』など 秋のホット用清涼飲料10品目 新発売」 サントリー ニュースリリース#20306 (2008/08/25)
注2) KUMA氏の運営する 『ペットボトルキャップコレクションの旅』 「日本のプラキャップ」 <加温器キャップ編> 「リモーネホット-01、他」 を参照のこと
注3) 「ホットなオレンジキャップ」 『KUMAの日記風ボトルキャップ通信』 (2008/10/21)

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