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2009年9月

2009/09/30

明治製菓 『ミルクココア』 のオレンジキャップに 「meiji」 統合ブランドマーク登場

明治製菓は例年通り、2009年10月より、『カカオとミルクのしっかりブレンド 「ミルクココア」』 (280mL PET) の季節販売を開始する。2008年9月30日 (水)、ファミリーマート店頭にて確認。税込み158円。残念なことに正式なプレスリリースが出ていないため、正確な投入時期は不明である。

当製品は、以前にもこの季節に、主にファミリーマートを中心に販売されていた 「カカオとミルクのしっかりブレンド 『ミルクココア』」 のシリーズ製品である [注1]。ただし、今回はキャップに統一ブランドマークが入った記念すべき製品となった。新しいポップなロゴは、オレンジキャップとよく似合う。惜しむらくは、カド丸キャップなら、もっとキュートな仕上がりになっていたことである。折角、新規トレードマークが、カド丸キャップ用に最適化されたデザインとなっているのに、まことに残念である。実は、「meiji」 のロゴは、「e」 のカウンター部分 (線で囲まれた部分) がキャップの中心に来るように設計されている (穿ち過ぎか)。

キャップの図柄は、加温器販売用のオレンジキャップに、赤い刷色で中央に 「meiji」 の統合トレードマーク、そしてキャップ周囲を 「オレンジキャップは加温器販売が出来る製品の目印です。」 のメッセージがぐるりと取り巻く、お馴染みのものである。

さて、いよいよ今後の関心事が、明治乳業の 『VAAM (ヴァーム)』 のφ28mm径キャップに、新しい統合トレードマークが入ることに移ってきた。待ち遠しい限りである。

■ 商品表示データ ■
『ミルクココア」』 (280mL6角耐熱PETボトル)
<名称> ココア飲料
<原材料名> 砂糖、脱脂粉乳、ココアパウダー、デキストリン、食塩、カカオエキス、セルロース、乳化剤、安定剤(増粘多糖類、CMC-Na)、香料、(原料の一部に大豆を含む)
<栄養成分*> (1本(280mL)当たり) ●エネルギー:135kcal ●たんぱく質:3.1g ●脂質:0.8g ●炭水化物:28.8g ●ナトリウム:160mg
<販売者> 明治製菓株式会社 (104-8002 東京都中央区京橋2-4-16)
<JAN> 4-902777-363271

* 明治製菓分析値

■ 参照キャップデータ ■
『ミルクココア」』 (280mL6角耐熱PETボトル) の賞味期限+製造所固有記号: 「100531/NCP」。賞味期間は270日 [約9カ月] (未開栓)。キャップは、日本クラウンコルク社製 「28NCフラップ-ホット」 (粗ギザタイプ) (ロット番号:N21-34)。ボトルは、北海製罐社製 (ロット番号:AC/33)。プリフォーム [白] (ロット番号:2096)。製造ロット番号: 00:47.

注1) 「ファミリーマート限定 『カカオとミルクのしっかりブレンド 「アイスココア」』 のキャップ」 ペットボトルキャップ時評 (2008/06/06)

ファーマネックス 『g3』 のオレンジキャップ

人知れず流通しているキャップがある。東南アジア原産のフルーツ 「ガック」 に3種の果実 (クコの実、シリ、サージ) をブレンドしたジュースのキャップである。『g3 (ジースリー)』 のネーミングはこれに由来する [注1-2]。900g入りのトマトジュースと同じサイズのボトル1本が税込み7,508円である。ビックリ! である。通常のトマトジュースなら30本~50本は買える値段である。

驚くことに、この商品は2006年6月26日 (月) に販売が開始されていた [注2]。既に発売から丸3年も経過している。私が貧乏人だから、これまで目にする機会が無かったのかも知れないが、周囲のコレクターの中でも、この商品を購入した者が皆無というのが実に情けない。この商品は、これまでに、『読売新聞』 『ターザン』 『プレジデント』 に広告が載ったらしい。残念ながら、私の愛読紙誌は、『日刊ゲンダイ』 『週刊プレイボーイ』 『アサヒ芸能』 である。知る由もない。知らぬ間に較差社会はここまで拡大していたのだ (トホホ)。

こうした高額健康食品には、共通した販売テクニックが存在する。

(1) 1回分の摂取量が少ないこと。『g3』 も、1日60mLを1~2回に分けて飲用することが推奨されている。この量は、ヤクルト1本65mLよりも少ない。この容量で計算すると、『g3』 は15日分に相当する。高額だけれど、1日わずか500円程度の出費である、という訳である。

(2) あたかも医薬品の添付文書であるかのように、過剰な医学的表現が多用されていること。曰く、「衛生上、ボトルに直接口をつけて摂取するのは避けてください」、「食物アレルギーなど特異体質の方や病気治療中の方、妊娠中、授乳中の方は、医師にご相談のうえ、お召し上がりください」、「g3の栄養価を損なうため、ファイバーネットとの同時摂取はお勧めしていません」、「体質・体調に合わない場合は、摂取を中止し、医師にご相談ください」、等々 [ラベルよりそのまま引用]。

(3) 含有成分に、科学的エビデンスが存在するかのような権威付けがなされていること。「β-カロテンはニンジンの約10倍、リコピンはトマトの約70倍も含有するといわれています (参考:2004年度米国農務省報告)」 [注1より引用]。

(4) 「カロテノイド」 「ビタミンC・E」 「フラボノイド」 等の必須キーワードが散りばめられていること。これだけでもう、おなか一杯である。

はっきり言って、これらは販売上のトリックであり、巧妙に薬事法の規制も回避している。この商品自体はちょっと珍しいミックスフルーツジュースの範疇を出るものではない。普通は、7,508円も出したりはしない。

因みに、「β-カロテンはニンジンの約10倍、リコピンはトマトの約70倍も含有するといわれています」 の典拠として挙げられている 『2004年度米国農務省報告』 であるが、具体的な出典が示されていないため、独自に調べてみた。出典は 『Wikipedia』 [注3-4] であった。「USDA study on cartenoid content of gac fruit」 として引用される場合と 「Journal of Agricultural and Food Chemistry. Vol 52, p. 274-279」 [注5] と引用される場合があるが、何れも同一文献を指しているようである。確かに、「ガックフルーツにおける脂肪酸およびカロテノイドの組成」 と題するこの論文の著者であるBetty K. Ishidaは、米国農務省農業研究局 (ARS) の研究員であり、『Journal of Agricultural and Food Chemistry』 誌も米国化学会 (ACS) が発行する世界的に権威のある農芸化学誌である。しかしながら、この論文の内容は、高速液体クロマトグラフィー (HPLC) と言う分析装置を用いてガックの組成を調べました、と言うだけのものであり、単に、分析値として、β-カロテン718μg、α-カロテン107μg、リコピン2227μgを含有することを示しているに過ぎない。

オリジナル文献を引用するなら未だしも、『Wikipedia』 を拠り所としていたとは、余りの底の浅さにガックリである。

「健康のためなら死んでも構わない」 という定番ギャグがある。これは、健康至上主義に対するアンチテーゼであるとばかり思っていた。一説には、モーニングショーの先駆けとなったフジテレビの 「小川宏ショー」 の中で、小川宏本人が語ったものとされているが、真偽のほどは定かではない。ただ、近年の健康食品の隆盛を見ていると、あながちギャグとも思えない。人は、疑似科学の前では、未開人以下の思考回路しか持ち合わせていないかのようである。

さて、使用されているキャップであるが、同社のネット上の写真 [注1] やニュースキン社の発行するカタログを見ると、NCC社製 「28NCフラップ-ホット」 もしくは 「Fin-Lok」 が使用されているようである。

キャップは加温器販売用と全く同じ 「オレンジキャップ」 であるが、開栓後はボトルを決して暖めてはならない。二次発酵が促進されてしまうからである。

キャップの図柄は、オレンジ色キャップ地にスミ一色で 「g3」 の商品ロゴ + 商標登録 (R) である。フォントは、「g」 には、ケルンとループに特徴のあるBookman Old Style系 (約60ポイント) が、また、「3」 には、Eras系のサンセリフ (約28ポイント) がそれぞれ使用されている。さすがに高額商品のためか、パッケージデザインは申し分ない。ロゴのあしらい方も、妙に安定感がある。やはり世の中 「見てくれ」 や 「ルックス」 がすべてである。

実は、私もキャップ欲しさに、『g3』 を購入してしまった未開人の一員である。いまや、対価の見返りとして、リコピン神話におすがりするしかない。それが単なる幻想だとしても、死ぬまで騙し続けて貰いたいものである。

■ 商品表示データ ■
g3(R) [ジースリー(R)]』 (900mL角形耐熱PETボトル)
<品名> 清涼飲料水
<原材料名> ガック (モクベッシ) 種衣ピューレ、果汁 (サージ)、濃縮果汁 (ナシ)、濃縮果汁 (ブドウ)、濃縮果汁 (リンゴ)、アセロラ果肉、果汁 (クコの実)、果汁 (シリ)、香料、クエン酸、V.C.、保存料 (安息香酸Na)、増粘安定剤 (キサンタンガム)、増粘安定剤 (ペクチン)
<栄養成分> (60mL当たり) ●エネルギー: 37.40 kcal、●タンパク質: 0.24g、●脂質: 0.25g、●炭水化物: 9.18g、●ナトリウム: 13.20mg、●ビタミンA: 80.00μgRE、●α-カロテン: 15.00μg ●β-カロテン: 950.00μg ●総ビタミンC: 60.00~75.00mg
<販売者> ニュースキンジャパン (東京都新宿区西新宿6-5-1)
<JAN> [表示なし*]

* 『g3』 は、店舗販売を行っていないためである [注1]。

■ 参照キャップデータ ■
g3(R) [ジースリー(R)]』 (900mL角形耐熱PETボトル) の賞味期限 + 製造所固有記号:「100302」+「NK」。賞味期間は200日 (未開栓)。キャップは、NCC社製 「28NCフラップ-ホット」 (ロット番号:H71-09)。ボトルは吉野工業所製 (ロット番号:O20/53)。プリフォーム [白] (ロット番号:H553)。製品ロット番号:12:19 NK18491

注1) 「g3」 (ファーマネックス社製品情報サイト)
注2) 「ニュースキンジャパン株式会社 日本初・天国からの果実『ガック』 配合サプリメントジュース 『g3(R)』 新発売」 ニュースキンジャパン株式会社 報道資料 (2006/06/13)
注3) 「Lycopene」 Wikipedia [2009年9月30日現在]
注4) 「Gac」 Wikipedia [2009年9月30日現在]
注5) Ishida BK, Turner C, Chapman MH, McKeon TA. Fatty acids and carotenoid composition in gac (Momordica cochinchinensis Spreng) fruit. J Agric Food Chem. 2004;52(2):274-279.

2009/09/27

伊藤園 『TEAS' TEA (R)』 オリジナルキャップに粗ギザ出現

伊藤園は、2009年9月28日 (月)、『TEAS' TEA』 シリーズのラインナップに 『チャイミルクティー』 (500mL PET) を新たに加え、販売を開始する [注1-2]。2009年9月27日 (日) 夕方、食品スーパー各店舗店頭にて確認、100円~118円の特価にて販売されていた。コンビニでの販売価格は158円 (税込み) が予定されている。

味はマサーラー・チャイである。かなり甘めではあるが、生姜に胡椒やシナモンなどの香辛料が活かされており、スッキリした後味である。

キャップの図柄は、先月8月3日に発売されたばかりの 『TEAS' TEA』 のオリジナルキャップと同じものである [注3]。白地に濃紺の刷り色で、上段に 「TEAS' TEA(R)」 のブランドロゴ、下段に小さなフォントの両端揃えで 「N E W   Y O R K」 である。そしてキャップ下方辺縁部に、「→OPEN」 と言う指示が配置されている。ただし、今回は、ミルクティーなので、無菌充填用キャップの所謂 「粗ギザ」 タイプが使用されている。

ボトルシェイプは方形ではあるが、四隅が広く面取りされており、実質的には八角形である。また、中央部が緩やかや弧を描く設計で、グリップ性に優れている。形状としては、日本コカ・コーラ社が2006年4月に 『AQUERIUS(R)』 において使用を開始した 「グリップボトル」 に類似している [注4]。

なお、無菌充填にもかかわらず、口栓部が白化処理されているのは、『ベルガモット&オレンジティー』、『フレッシュアップルティー』 用ボトルをそのまま流用しているためと思われる。

たとえ形状違いのキャップであったとしても、新規キャップの出現は素直にうれしい。

■ 商品表示データ ■
『TEAS' TEA NEW YORK <チャイミルクチィー>』 (面取り方形オリジナルシェイプ500mL耐熱PETボトル)
<品名> 紅茶飲料
<原材料名> 砂糖、牛乳、脱脂粉乳、紅茶、食塩、ホワイトペッパー、シナモン、ショウガ、乳化剤、香料、ビタミンC
<栄養成分> (100mL当たり) ●エネルギー:35kcal ●たんぱく質:0.4~0.8g ●脂質:0.1~0.5g ●炭水化物:8.0g ●ナトリウム:27mg
<販売者> 株式会社伊藤園 (東京都渋谷区本町3-47-10)
<JAN> 4-901085-016121

■ 参照キャップデータ ■
『TEAS' TEA NEW YORK <チャイミルクチィー>』 (面取り方形オリジナルシェイプ500mL耐熱PETボトル) の賞味期限: 「2010.6.8」。製造所固有記号: 「A59」。賞味期限は9カ月 (未開封)。キャップは、NCC社製 「28NCフラップアセプ」 ワンピースキャップ (ロット番号:N23-51)。ボトルは吉野工業所製 (ロット番号:8/112)。プリフォーム [白] (ロット番号:6112)。製造ロット番号:1554031460

注1) 「これが紅茶の新しいおいしさ ニューヨーク生まれのティーブランド 『TEAS' TEA』 からひとつまみのジンジャーとスパイスがコクと深みを引き出した濃厚な味わいのミルクティー 『TEAS' TEA (ティーズ ティー) チャイミルクティー』 新登場 | 9月28日 (月) より販売開始」 伊藤園 ニュースリリース (2009/09/15)
注2) 「TEAS' TEA NEW YORK」 製品ホームページ [2009年9月27日現在]
注3) 「伊藤園 『TEAS' TEA (R)』 シリーズに矢印入りオリジナルキャップ登場」 ペットボトルキャップ時評 (2009/08/03)
注4) 「人間工学に基づいた “握りやすさ” “開けやすさ” アクエリアスグリップボトル ― 4月11日 (火) から全国の主要なコンビニエンスストアで発売開始―」 日本コカ・コーラ ニュースリリース (2006/04/03)

2009/09/22

『AQUARIUS(R)』 <公式スポーツ飲料> キャップのミッシングリンクを求めて

私たちは、もうすっかり忘れてしまっているが、2008年はオリンピック年であった。開催都市は北京。この年、全世界がチベット暴動に震撼した。

『AQUARIUS』 のキャップに 「五輪マーク」 と 「公式スポーツ飲料」 の文字が出現したのは、2008年2月25日 (月) のことである [注1]。そして、8月24日の五輪閉幕とともに、このキャンペーンキャップも、元のオリジナルキャップに戻るものとばかり思っていた。ところが今なお、五輪キャップが使用され続けている。

コカ・コーラ本社 (TCCC) とオリンピックの関わりは、1928年アムステルダム大会に始まる。そして、TCCCは、昨年の北京大会後、2020年の夏季大会までの3期12年にわたるワールドワイド・パートナーとしての契約を国際オリンピック委員会 (IOC) と締結した [注2]。随分と悠長な話である。

更に、来年2010年は、FIFAワールドカップ南アフリカ大会の年である。コカ・コーラ社とワールドカップの関わりは、1930年ウルグアイ大会 (第1回大会) に始まる。そして、当然の如く、TCCCは、ワールドワイド・パートナーとしての契約を国際サッカー連盟 (FIFA) とも結んでいる [注2]。お金の遣い過ぎではないかと心配になって来る。

コカ・コーラ社は、禁酒法 (1920年~1933年) 下で、米国国内での経営基盤を確固たるものとした。そして、世界的イベントとのタイアップにより、世界市場拡大への足掛かりを得た。また、1920年~1930年代、「クーポン」 がマーケティング手法の一つとして定着する。今日のコカ・コーラ社のキャンペーンスタイルを機軸としたビジネスモデルは、すべてこの時代に確立したものに過ぎない。そして第二次世界大戦後のパクス・アメリカーナの時代、コカ・コーラ社は、米軍の紛争地域への軍事介入とともに、次々と生産拠点を拡大することになる。

コカ・コーラ社の経営戦略に綻びが見え出すのは奇しくも、1985年、レシピ変更に伴い、それまでの 『コカ・コーラ』 が 『コカ・コーラ・クラシック』 と呼ばれるようになってからである。自らを 「古典」 の地位に貶めたことに起因している。わずか120年程度の歴史しか持たない同社にとって、1920年代に確立した販売手法を墨守することが先代からの暖簾を守ることなのかも知れない。しかしながら、ブロックバスター的宣伝手法が常に有効な時代は、既に終焉を向かえたことに早く気付くべきである。

さて、いつまでも感傷に浸ってはいられないので、話を元に戻す。

現在の 『AQUARIUS(R)』 のキャップには、3段組みで、上段が 「AQUARIUS」 のブランドロゴに右下脇の登録商標 「(R)」、中段が 「五輪マーク」、そして下段に小さく 「公式スポーツ飲料」 の文字列が入り、天地に点対称の 「→あける」 表示のあるキャップが使用されている。

なお、キャップの形状および使用される色は、ラインナップ毎に異なる [注3-6]。その使用基準は、概ね下記の表の通りである。

表. ラインナップ・形状・容量別キャップ対応表

 

キャップ形状

ナール120線
(ノーマル)

ナール60線
(粗ギザ)

ラインナップ

製造メーカー

NCC
(R) 小

ACS
(R) 大

NCC
(R) 小

ACS
(R) 大

容 量

アクエリアス

小型

500mL

青色
+白色

青色
+白色

青色
+白色

青色
+白色

大型

1000mL
1650mL
2000mL

○白色
青色

○白色
青色

○白色
青色

○白色
青色

アクエリアス
ゼロ

小型

500mL*

○白色
青色

○白色
青色

○白色
青色

○白色
青色

大型

1000mL
2000mL

○白色
青色

○白色
青色

○白色
青色

○白色
青色

アクエリアス
ビタミンガード

小型

500mL**

黄色
燈色

黄色
燈色

???

黄色
燈色

大型

1000mL
2000mL

○白色
燈色

○白色
燈色

???

○白色
燈色

アクエリアス
フリースタイル
***

小型

500mL

緑色
+白色

緑色
+白色

炭酸飲料のため
粗ギザキャップなし

大型

1500mL

???

○白色
緑色

注)  NCC = 日本クラウンコルク
   ACS = アルコア・クロージャー・システムズ
   * = 4角 [グリップ] ボトル、6角ボトル、** = 6角ボトル
   *** = ペタロイド脚丸形耐圧ボトル、??? = ミッシングリンク

『アクエリアス』 は、製造ラインの充填方式の違いにより、炭酸充填およびホット充填用の120線キャップ (通称:ノーマル) と無菌充填の60線キャップ (通称:粗ギザ) に分かれる。また、何れのキャップにも、アルコア・クロージャー・システムズ社 (ACS) 製と日本クラウンコルク社 (NCC) 製の何れかのキャップ製造業者が存在する。その違いは、登録商標 (R) の大小によって識別され得る。結果として、充填方式2通 × キャップ製造業者2社 = 4種類のキャップが存在することになる。

販売者がコカ・コーラナショナルビバレッジ社 (CCNBC) 時代の2008年中に、『アクエリアス』『アクエリアス・ゼロ』 (小型4種類、大型4種類)、『アクエリアス・ビタミンガード』 (小型3種類、大型2種類)、『アクエリアス・フリースタイル』 (小型2種類、大型1種類) の合計16種類が全国で発見されている。そして、2009年、販売者がコカ・コーラカスタマーマーケッティング社 (CCCMC) に変更されてから、『アクエリアス・ビタミンガード』 の2L入り大型PETに粗ギザタイプ1種類が加わり、全17種類となった。このキャップの出現は、恐らく夏頃と思われる。でも、私たちは 『アクエリアス』 の存在をすっかり忘れてしまっていた。そのため、報告が大幅に遅れた。

しかしながら、ミッシングリンクは、いまなお3個所存在する。ただし、これらが実際に市場に出て回っている可能性は極めて低い。少なくとも、2009年9月現在、関東以北では確認されていない。未確認キャップは、何れも日本クラウンコルク社製であり、登録商標 (R) が小さい方のものである。『ビタミンガード』 の小型 (500mL)、『ビタミンガード』 の大型 (1Lもしくは2L)、そして 『フリースタール』 の大型 (1.5L) が対象商品となる。

2010年、『AQUARIUS』 キャップは、五輪マークからFIFAロゴに一時的に変更されるかも知れない。その日までに、ミッシングリンクが埋まることを願うばかりである。

■ 商品表示データ ■
『AQUARIUS(R) ビタミンガード』 (2L 「ラク持ち」 ボトル)
<品名> 清涼飲料水
<原材料名> 高果糖液糖、はちみつ、塩化Na、V.C.、香料、クエン酸、クエン酸Na、マリーゴールド色素、塩化K、乳酸Ca、甘味料 (スクラロース)、酢酸V.E.、イソロイシン、バイン、ロイシン
<栄養成分> (100mL当たり) ●エネルギー:17kcal ●たんぱく質:0g ●脂質:0g ●炭水化物:4.3g ●ナトリウム:24mg ●ビタミンC:150mg ●ビタミンE:1.2mg ●イソロイシン:1.0mg ●バリン:1.0mg ●ロイシン:0.5mg
<販売者> コカ・コーラカスタマーマーケッティング株式会社 (東京都港区六本木6-2-31)
<JAN> 4-902102-078061

■ 参照キャップデータ ■
『AQUARIUS(R) ビタミンガード』 (2L 「ラク持ち」 ボトル) の賞味期限+製造所固有記号: 「100313-EBI」。キャップは、アルコア・クロージャー・システムズ社製ワンピースキャップ 「AS-Lok」 [粗ギザタイプ] (ロット番号:A1-55)。ボトルは、自社 (CCEJP) 成型 (ロット番号:1B/7)。製品製造ロット番号:「A0949G18 157812」。プリフォーム [透明/PCO]: N121037。

注1) 「北京オリンピック協賛キャップで 『AQUARIUS(R)』 をリニューアル」 ペットボトルキャップ時評 (2008/02/26)
注2) 「Partnership History」 TCCC (英文ホームページ)
注3) 「新 『AQUARIUS(R)』 キャップの差異」 ペットボトルキャップ時評 (2008/02/29)
注4) 「新 『AQUARIUS(R)』 キャップに粗ギザキャップ出現」 ペットボトルキャップ時評 (2008/03/03)
注5) 「『アクエリアスフリースタイル』 に北京オリンピック協賛グリーンキャップ登場」 ペットボトルキャップ時評 (2008/06/16)
注6) 「『アクエリアスフリースタイル』 に北京オリンピック協賛グリーンキャップ登場 (追補)」 ペットボトルキャップ時評 (2008/06/16)

2009/09/13

明治乳業 『明治プロビオ(R) ヨーグルトLG21』 のキャップに統一ブランドマーク登場

2009年8月25日 (火) 付けブログ 「経営統合後の飲料用キャップのあり方」 にて、キャップが白蓋になったことを嘆いていたばかりであるが、2009年9月13日 (日)、明治乳業 『明治プロビオ(R) ヨーグルトLG21』 に、念願の統一ブランドマーク [注1-4] 入りのキャップが登場した。同日深夜、NEWDAYS店頭にて確認。

図柄は、白地に赤く新規統一ブランドマークの 「meiji」 である。とてもキュートなキャップである。

白蓋の投入の調整期間はわずか15日間であったが、スリリングな毎日であった。パッケージのブランドマークの方が先行して、前日の9月12日に 「MEIJI」 から 「meiji」 に代わったので、もしやと思っていたところであった。2009年9月8日における、明治製菓の定番商品である 「meiji milk chocolate」 のパッケージ変更を契機として、一斉に切り替えが始まったように思える [注6]。

これで、やっと牛乳とあんパンを囓りながらの張り込みの日々が終わる。因みに、牛乳は明治乳業の 『おいしい牛乳』 であることは言うまでもない。

■ 商品表示データ ■
『明治プロビオ(R) ヨーグルトLG21 (ドリンク112mL)』 (オリジナルシェイプ丸型112mLペットボトル)
<種類別名称> はっ酵乳
<無脂乳固形分> 8.0%、<乳脂肪分> 0.5%
<原材料名> 乳製品、ぶどう糖果糖液糖、砂糖、安定剤(ペクチン)、香料、茶抽出物
<栄養成分> [1本 (112mL) 当たり] ●エネルギー:78kcal ●たんぱく質:3.5g ●脂質:0.66g ●炭水化物:14.6g ●ナトリウム:46mg ●カルシウム:129mg ●糖類:14.4g
<保存方法> 10℃以下で保存してください。
<製造者> 明治乳業株式会社 KA (東京都江東区新砂1-2-10)
<JAN> 4972-2963

■ 参照キャップデータ ■
(統一ブランドマーク版) 『明治プロビオ(R) ヨーグルトLG21 (ドリンク112mL)』 (オリジナルシェイプ丸型112mLペットボトル)  の賞味期限+ロット番号: 「090926/UF」。キャップは、NCC社製ワンピースキャップ 「25NCフラップ-SH」 (ロット番号:37)。ボトルは、自社成型 (ロット番号:7)。製品製造ロット番号:n/a。プリフォーム [透明]: 15G。

注1) 「経営統合後の飲料用キャップのあり方」 ペットボトルキャップ時評 (2009/08/25)
注2) 「明治ホールディングス株式会社」 (ホームページ)
注3) 「パッケージブランドマークの統一について」 明治乳業/明治製菓 プレスリリース (2009/04/01)
注4) 「明治製菓と明治乳業の新しいブランドマークについて」 明治ホールディングス プレスリリース (2009/08/03)
注5) 「明治プロビオヨーグルトLG21」 (製品サイト)
注6) 「永遠のピュアチョコレート 明治 「ミルクチョコレート」 38年ぶりにデザインを一新して リニューアル発売」 明治製菓 ニュースリリース (2009/08/26)

2009/09/12

『FAUCHON BEAUTE』 の 「←あける ・ ←あける」 キャップにエコグリップ採用

アサヒ飲料は、2009年9月8日 (火)、無糖ブレンド茶 『FAUCHON BEAUTE BEAUTY TEA (フォション ボーテ ビューティーティー)』 (500mLペット) を新発売した [注1-2]。2009年9月11日 (金)、JR東日本系コンビニエンスストア 「NEWDAYS」 店頭にて確認、147円であった。因みに、ネーミングの 「BEAUTE [bote]」 は、日本語で<美>を表す名詞であり、実際のおフランス語では、最後の 「E」 の上に<アクサン・テギュ記号>が付く。

キャップの図柄は、『FAUCHON』 ブランドのペットボトル飲料ではお馴染みの天地点対称の 「←あける ・ ←あける」 キャップである。通常、果汁が含まれる紅茶飲料の場合、キャップ地はパール・ゴールドが使用される [注3、注5]、とこれまで考えていた。ところが、果汁1%含有で、充填方式もホットパックであるにもかかわらず、キャップは白地に灰色の刷色で 「←あける ・ ←あける」 である。多分、私などには伺い知る由もない高度な使用基準が存在するようである。

ただし、今回のキャップはこの 「←あける ・ ←あける」 図柄では初となるウェーブナール形状のエコグリップキャップが採用されている。理由は、平均的に握力の弱い女性を対象とした製品であるためと考えられる。これで、アサヒ飲料のエコグリップキャップの図柄は全3種類となった [注4]。意外に展開が遅く、種類も少ない。

なお、エコグリップキャップはその名が示す通り、環境負荷を低減する目的で開発されたものである。従来品に較べて樹脂量が10%削減されている。そのためか、天面部にアンジュレーションが出現し、印字品質が他の形状のキャップに較べて、あまり良くない。今回のキャップも印字が、ややかすれ気味である。とりわけ、「←あける ・ ←あける」 の印字位置がキャップ内側のプラグ構造の真上に位置し、凹んで (窪んで) いるため、印圧が掛かり難い。デザイナーは今後、こうしたキャップ構造にも十分配慮する必要がある。折角の図柄が勿体ない。

Ce n'est pas la beaute!

■ 商品表示データ ■
『FAUCHON BEAUTE BEAUTY TEA』 (500mL角型耐熱PETボトル)
<名称> 清涼飲料水 (ブレンド茶)
<原材料名> りんご果汁、紅茶、緑茶、りんご抽出物、香料、ビタミンC
<栄養成分> (100mL当り) ●エネルギー:0kcal ●たんぱく質:0g ●脂質:0g ●炭水化物:0g ●ナトリウム:3~13mg ●糖類:0g
<販売者> アサヒ飲料株式会社 (東京都墨田区吾妻橋1-23-1)
<JAN> 4-514603-178913 [45-14603-17891-3]

■ 参照キャップデータ ■
『FAUCHON BEAUTE BEAUTY TEA』 (500mL角型耐熱PETボトル) の賞味期限+製造所固有記号:「090217/SAG」。賞味期間は約6カ月 (未開栓)。キャップは、NCC社製 「28NCフラップホット-SW」 (通称:エコグリップキャップ) (洗浄スリット6個所) (ロット番号:H81-20)。ボトルは、北海製罐社製 (ロット番号:P17)。プリフォーム [白] (ロット番号:2169)。製造ロット番号*: L0822P49:

* 製造ロット番号から、2009年8月22日に製造されたことが分かる。「P49」 は 「16:49」 の意味か。

注1) 「『フォション ボーテ ビューティーティー PET500ml』新発売 ~りんご1個分の「りんごポリフェノール」入り~」 アサヒ飲料 ニュースリリース (2009/08/18)
注2) 「FAUCHON BEAUTE」 (ブランドサイト) [2009年9月12日現在]
注3) 「『FAUCHONアップル・ティー無糖』 のキャップはパール・ゴールドに 『←あける・←あける』」 ペットボトルキャップ時評 (2007/03/09)
注4) 「『蕃爽麗茶』 (2000mL PET) にエコグリップキャップ登場」 ペットボトルキャップ時評 (2008/10/28)
注5) KUMA氏の運営する 『ペットボトルキャップコレクションの旅』 <アサヒ編> 「フォションアップル・ティー-01」、「フォションストレート・ティー-01」、「麦茶-02 [(注) 01と思われる]」、「麦茶-02」 の各キャップを参照

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