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2011/01/25

チェリオコーポレーションの赤丸ベタ 「お酒」 表示キャップ

私は、基本的にお酒を飲まない。むしろお酒に飲まれる方である。

こうした個人的事情から、これまでペットボトル入りアルコール飲料のキャップを積極的に集めてこなかった。でも最近、ブログのネタが尽きたため、つい手を出してしまった。

チェリオコーポレーション [注1] の 『メガサイズ700mlチューハイレモン・メガ』 である。商品名からも明らかなように、「チェリオブルーサイダー」 メガサイズと同じPET容器に入った発泡酒である。2011年1月22日 (土)、都内 「ローソンストア100」 にて確認、700mL入り1本税込み168円であった。

安い! けれど、飲み切れない。おまけに、同じく酒税法上は 「リキュール (発泡性) ①」 に分類されるサントリーの 『金麦』 よりも3%もアルコール度数が高く、8度もある。1本開けると、56mLもの醸造アルコールを摂取する結果になる。ショットグラスでスピリタス2杯分である。

図柄は、白色キャップ地に直径23.5mmの金赤丸ベタ、白抜き20ポイント、ルビ付きで 「お酒」 である。書体は、お馴染みのダイナコムウェア社製 「ダイナフォント平成ゴシック体W7」 が用いられている。赤く目立つ割には、極めて地味なデザインのキャップである。事務的とさえ思える程である。

ただ、敢えて最も目立つキャップ天面部に 「お酒」 とのみ記したことには意味がある。実は、子供や青少年などの未成年者に向けた警告メッセージなのである。「『これはお酒です』 から、間違っても飲まないでね!」 と諭している訳である。

丸い囲みに 「お酒」 のキャップは過去にも幾つか存在する [注2]。それらは、「梅酒」 や 「すだちチューハイ」 といったソフトリカーにおいて顕著である。PETボトルに詰められたアルコール飲料は外観上、清涼飲料水との区別が付き難い。過去に、未成年者の誤飲が問題視された時期があった [注3-7]。そのことを契機に策定されたのが、日本洋酒酒造組合の 「低アルコールリキュール等の酒マークの表示等に関する自主基準」 である [注8]。『メガサイズ700mlチューハイレモン・メガ』 のキャップは、この基準を厳格に遵守しているに過ぎない。

なお、『メガサイズ700mlチューハイレモン・メガ』 は廉価品として開発された商品のため、正式なプレスリリースはない。従って、発売時期は不明であるが、少なくとも昨年 (2010年) の12月中旬頃には既に販売されていたようである。

今後、ソフトリカーのペットボトル化が進むと予想される中、そのキャップデザインの在り様が問われている。

■ 商品表示データ ■
『メガサイズ700mlチューハイレモン・メガ』 (丸型ペタロイド脚耐圧ボトル700mL)
酒類:リキュール(発泡酒)①
<原材料名> 醸造用アルコール、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料
<製造者> 株式会社チェリオコーポレーション (大阪府高槻市辻子3-25-1)
<JAN> 4-902074-009001

■ 参照キャップデータ ■
『メガサイズ700mlチューハイレモン・メガ』 (丸型ペタロイド脚耐圧ボトル700mL) の賞味期限:「110619」+製造所固有記号:「CHK」。賞味期間は6カ月 (未開栓)。キャップは、CSIジャパン社製 「Wing-Lok」 青色ライナー材使用のツーピースキャップ [ノーマルタイプ] (ロット番号:<シェル本体>CCB 704、<ライナー材>40)。ボトルは、自社成形 (ロット番号:H/S/C/10)。プリフォーム [透明/ALCOA-1716] (ロット番号:TI2-30)。製品ロット記号: 1550

注1) 「チェリオコーポレーション」 (ホームページ) [2011年1月24日現在]
注2) 『ペットボトルキャップコレクションの旅』 「日本のキャップ」 「アルコール飲料編」 (「メルシャン(株) / お酒 / かほりいい梅酒-01」、「(株)本家松浦酒造 / お酒 / すだちチューハイ-01」 参照)
注3) 「清涼飲料そっくりのお酒 サントリーとカルピス、「ラベル見直します」」 讀賣新聞 (東京夕刊), 1999/06/08
注4) 「小型ペットボトル入りお酒 「清涼飲料水」 的なラベル変更 4社、誤飲防止 市民団体の要望に対応」 日経流通新聞, 1999/06/24
注5) 「ペットボトルのアルコール飲料 誤飲問題で改善検討 メーカー4社」 日経産業新聞, 1999/07/05
注6) 「低アルコール飲料に注意を 急性中毒も 国民生活センター、「酒」 表示改善求める」 毎日新聞 (東京朝刊), 2001/10/05
注7) 「ジュース感覚で子供が飲酒 手軽に口へ、間違って飲む例も」 朝日新聞 (朝刊), 2000/04/22
注8) 日本洋酒酒造組合低アルコールリキュール等の酒マークの表示等に関する自主基準」 (平成12[2000]年5月19日制定、平成18[2006]年11月16日改定)

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コメント

OJさん、こんばんは。

今年のニューキャップラッシュは昨年に比べるとかなり鈍いですね。私的には昨年末あたりからラッシュが始まったものと認識していたのですが、伸び悩みの気配。
今もブスブスと燻っている感じです。
OJさんがアルコール飲料にまで手を出さなくても済むように一日も早く大爆発して欲しいですねー。^^

KUMAさま こんにちは

コメントを頂き、ありがとうございます。
ついに禁断のお酒に手を染めてしまいました。
もう後戻りできません。糖尿病で医者に飲酒を止められておりましたが、こうもキャップの出現が遅々としていては、仕方ありません。
もはや一線を越えてしまったからには、マッコリに溺れるのも時間の問題かも知れません。

どこの飲料メーカーでも構わない、誰かこの暴走を止めてくれ!

と言うわけで、一日も早い、キャップラッシュを待ちわびる日々です。

でも、今年のキャップ作況指数は、例年を100とした場合、60~70%まで落ち込む気がします。何と言っても、今月に入ってから、ポリオレフィン樹脂の価格が15%も高騰していることが、今後のキャップ価格交渉に長い影を落としていると言えます。

OJ拝^^

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