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2011/07/15

『辻利』、茶色URL柄汎用キャップにSKナール登場

この夏、JT飲料の 『辻利』 [注1] に、茶色URL表示柄SKナールキャップが出現した。2011年7月15日 (金)、丸の内線 (東京メトロ) プラットフォーム上設置のベンダーにて購入、280mL入り1本120円であった。

キャップの図柄は、JT飲料で 「緑茶」 などのホット充填などに通常使用されている白地茶色刷りの日の丸ベタに 「URLアドレス表示」 が重なるお馴染みのものである。白無地共通化までは、『辻利』 のオリジナル商品ロゴが入ったキャップであった。暫くの間、印刷なしの白無地であったが、最近、茶色の 「URL表示柄」 が復活した。まだ、製造工場により、白無地のままの場合もあるが、徐々にではあるが、印刷キャップ復活の兆しが感じられる。

今回出現したキャップは、そんな茶色の汎用キャップではあるが、ナール形状が細ギザと粗ギザが交互に繰り返す 「SKナール」 と呼ばれるものである。これは、<あけ易さ> を追求したユニバーサルデザインキャップである。このナール形状は、昨年 『辻利』 のオリジナルロゴキャップに導入されて久しい [注2]。震災の影響がなければ、現在も流通していたと考えられる。今回は、オリジナルロゴキャップ復活までの繋ぎ役としての 「URL表示柄」 なのかも知れない。案外、レアモノとなる可能性がある。

今回の出現が本当に目新しいものなのかどうか、実のところ見当が付かない。ここ暫くの間、キャップコレクションを取り巻く状況が停滞気味であり、緊張感の持続が困難であった。新規キャップ出現に対する警戒感が薄れ、日課であった巡回も十分ではなかったためである。従って、正確な出現時期は不明である。少なくとも、私が知る限り、これまでに見掛けたことがないと言う程度に過ぎない。

実は、ペットボトルキャップのコレクションにおいて、新種か否かの判断が一番難儀である。コレクター初心者が、途中で挫折してしまう原因の一つでもある。でも、難しく考えることなく、自然と手元に集まったキャップをそのままコレクションしてみるのも、結構楽しいものである。私も、このブログを始めるまでは、そんな暢気で、いい加減なコレクターであった。つい、ブログを始めてしまったのが、運の尽きである。いつの間にか、深みに嵌って、今では腰まで泥まみれである (とほほ)。

私も、出先でキャップと対峙するとき、新種か否かの問題に常に直面する。でも、迷ったら、即ゲットが鉄則である。意外にも直感が正しいことが多い。今回も少し迷ったが、その筋の先達に照会したところ、どうやら新種のようである。

これで、SKナールの図柄は4社、10図柄、14種類となった。


表1. SKナールキャップ一覧表 (図柄+充填方式別)

  ▼ 1a) キリンビバレッジ
    『キリン 生茶』
    [くちびるバージョン]
     コールド販売用 | アセプチック充填
    「28NCフラップアセプ-S」 ベース
    (初出: 2008年2月26日、火曜日)

  ▼ 1b) キリンビバレッジ
    『キリン 生茶』
    [くちびるバージョン]
     コールド販売用 | ホット充填
    「28NCフラップホット-SW」 ベース
    (初出: 2008年2月26日、火曜日)

  ▼ 2) キリンビバレッジ
    『キリンレモン』
    [青黄2色刷ブランドロゴバージョン]
     コールド販売用 | 炭酸充填
    「Fin-Lok」 ベース
    (初出: 2008年3月11日、火曜日)

  ▼ 3) キリンビバレッジ
    『ホット 生茶 玉露入り』
    『ホット 生茶 香ばしい深入り』
    [加温器用オレンジ汎用キャップ]
     ホット販売用 | ホット充填
    「28NCフラップホット-SW」 ベース
    (初出: 不明 [2009年1月上旬頃])

  ▼ 4a) キリンビバレッジ
    『キリン 生茶』
    [ツチノコバージョン]
     コールド販売用 | アセプチック充填
    「28NCフラップアセプ-S」 ベース
    (初出: 2008年2月26日、火曜日)

  ▼ 4b) キリンビバレッジ
    『キリン 生茶』
    [ツチノコバージョン]
     コールド販売用 | ホット充填
    「28NCフラップホット-SW」 ベース
    (初出: 2008年2月26日、火曜日)

  ▼ 5) キリンビバレッジ
    『キリン 潤る茶』
    [白色地茶色刷 「KIRIN」 汎用キャップ]
     コールド販売用 | アセプティック充填
    「28NCフラップアセプ-S」 ベース
    (初出: 不明 [2009年3月12日頃])

  ▼ 6) キリンビバレッジ
    『キリン ヌューダ』
    [白色地銀色刷 「KIRIN」 汎用キャップ]
     コールド販売用 | 炭酸充填
    「Fin-Lok」 ベース
    (初出: 2009年4月7日、火曜日)

  ▼ 7) ヤクルト本社
    『蕃爽麗茶』
    [白色地赤色刷 「Yakult」 + 「→あける」]
     コールド販売用 | ホット充填
    「28NCフラップホット-SW」 ベース
    (初出: 不明 [2010年3月下旬])

  ▼ 8) JT飲料
    『辻利』
    [白色地スミ一色刷 「辻利」] [注2]
     コールド販売用 | ホット充填
    「28NCフラップホット-SW」 ベース
    (初出: 不明 [2010年3月下旬])

  ▼ 9) ダイドードリンコ
    『聘珍茶寮 ジャスミン茶』
    [白色地灰+金赤2色刷
        「DyDoロゴ+聘珍茶寮のロゴ」 ]
     コールド販売用 | ホット充填
    「28NCフラップホット-SW」 ベース
    (初出: 不明 [2011年3月中旬])

  ▼ 10) ダイドードリンコ
    『ゆずレモン』
    [白色地黄+オリーブ2色刷
        「DyDoロゴ+柚子のイラスト」 ]
     コールド販売用 | ホット充填
    「28NCフラップホット-SW」 ベース
    (初出: 不明 [2011年3月中旬])

  ▼ 11) JT飲料
    『桃の天然水辻利』
    [薄いピンク地濃いピンク色刷
        「丸ベタ+URL表示柄」]
     コールド販売用 | ホット充填
    「28NCフラップホット-SW」 ベース
    (初出: 2011年3月29日、火曜日)

  ▼ 12) JT飲料
    『辻利』
    [白色地茶色刷 「丸ベタ+URL表示柄」 ]
     コールド販売用 | ホット充填
    「28NCフラップホット-SW」 ベース
    (初出: 不明 [2011年7月中旬])


現在、コンビニの陳列棚は白無地キャップで席捲されている。そんな時節柄、登場したナール形状違いのキャップである。私のようなディティール命のコレクターにとっては、こんなどうでもいいような変化こそが、うれしくもあり、本当にありがたい。

もはや、喉元まで飲料まみれである (これは比喩ではない!)。

■ 商品表示データ ■
『辻利』 (丸型耐熱PETボトル280mL)
<品名> 緑茶 (清涼飲料水)
<原材料名> 煎茶 (国産)、抹茶 (国産)、ビタミンC
<栄養成分> (100mL当たり) ●エネルギー:0kcal ●たんぱく質:0g ●脂質:0g ●炭水化物:0g ●ナトリウム:13.8mg
<販売者> ジェイティ飲料株式会社 (東京都品川区大井1-28-1)
<JAN> 4-902210-537795

■ 参照キャップデータ ■
『辻利』 (丸型耐熱PETボトル280mL) の賞味期限/製造所固有記号:「2012.02.26/KN」。賞味期間:8カ月。キャップはNCC社製 「28NCフラップホット-SW」 ベースのワンピースキャップ [SKナール] [洗浄スリット6個所] (ロット番号:H82-09)。ボトルは吉野工業所製 (ロット番号:14/62)。プリフォーム [白] (ロット番号1B)。製品ロット番号:1703.

注1) JTビバレッジ 「辻利 (つじり)」 (ブランドサイト) [アクセス日: 2011年07月15日]
注2) 「『辻利』、SKナールキャップを採用」 ペットボトルキャップ時評 (2010/10/28)

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コメント

<セルフコメント>

ペットボトルコレクターのKUMA氏よりのご指摘で、SKナールにピンクキャップの 『桃の天然水』 (JT飲料) が、この春先出ていたことをすっかり失念していました。

現在は 『桃の天然水』 のキャップは白無地キャップに完全に取って代わられているため、恐らく記憶の片隅から追い出されてしまったのかも知れません。去る者は日々に疎し、ですね。

今回は、ご指摘の情報に基づき、本文を訂正させて頂きました。ありがとうございました。

OJ拝^^

その他にダイドードリンコの2種も漏れていますのでお知らせします。

Anonymous様 こんばんは

ダイドードリンコ2種類、確かに漏れておりました。
貴重なご指摘ありがとうございます。
早速、本文を訂正いたしました。

今後とも、宜しくお願い申し上げます。

OJ拝^^

はじめまして。

私はボトルキャップの収集家などではなく
キャップについては完全に素人なのですが、
気になることがあってペットボトルのキャップのことを少し調べていたところ
こちらのブログに行きつきました。

何か手がかりがあれば、教えていただけないかと思い、
コメントさせていただきます。

私が疑問に思って調べていたのは、
ペットボトルのキャップの裏側の模様のことです。

菊のような模様のものや、米印のようなもの、また無地のものなど
裏の模様にも種類があることに気付いて、
何か意味があるのか、
どれくらい種類があるのか気になっています。

飲料メーカーに何件か問い合わせてみたのですが、おおむね
「キャップの製造元が様々なため、メーカー側ではわからない」
という回答で、
「キャップメーカーの紹介はできない」、とのことでした。

ロット番号などからキャップの製造元がわかるということを
ブログを拝見して知ったのですが、
模様の種類もその製造元によるものなのでしょうか。

もし何かご存知でしたら、知恵をお貸し願いたいのです。

不躾な質問をして本当に申し訳ありません。
全く急がないので、もしお手の空いたときにでも思い出していただけたら、
お返事いただけたら幸いです。

砂糖さま はじめまして。

このたびは、拙い内容のブログをお読みいただき、恐縮です。

キャップの裏側のパターンに興味を持たれたとのことですが、確かに様々なパターンが存在し、気になるところです。

そのことを、飲料メーカーに直接問い合わせたという、その好奇心と行動力は敬服に値します。私などは、どうせ回答は得られないのではと先ず考えてしまい、尻込みしてしまうところです。

恐らく、キャップに関しては専門性の高い技術的内容であることと、製造上の機密事項でもあるため、明確な回答をいただけなかったのではないでしょうか。

ただ、砂糖さまの疑問点に対し、当コメント欄で全てをお答えすることはスペースの関係上、出来ませんので、近いうち、このテーマでブログ記事にまとめ、掲載したいと思います。

お楽しみにお待ちください。

ただ一点だけ、「模様の種類もその製造元によるものなのでしょうか?」 に対して、この場でお答え致します。

「その通りです。製造元の設計思想に基づくものです」

今後とも宜しくお願い申し上げます。

OJ拝^^

丁寧にご対応いただいてありがとうございます・・・!

機密事項、確かにそうですよね。
キャップのメーカーさんのサイトを少し読んでみたのですが、
いろいろなこだわりがあるようで驚いていました。

こちらのブログに出会えてよかったです。

記事楽しみにしております!

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