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2012/01/01

『AQUARiUS(R)』 にロンドンオリンピック協賛キャップ登場

2012年は、ロンドンオリンピック (7月27日~8月12日) の開催年である。

日本コカ・コーラ社およびコカ・コーラシステムは、オリンピックイヤーにあわせて、『アクエリアス』 のキャップをこれまでのFIFA仕様から五輪マークの入ったオリンピック仕様に変更した。2012年1月1日 (日)、総合スーパーマーケットAEON (イオン) 店頭にて確認。『アクエリアス』 2000mL入り1本税込み特価148円、『アクエリアスビタミンガード』 2000mL入り1本税込み特価178円。

寝正月を決め込んでいた矢先、KUMA氏の運営するブログサイトで、日本コカ・コーラ社が、オリンピックイヤーに向けてニューキャップをリリースしたという情報に接した [注1]。大慌てで寝巻き姿のままコートを羽織って新年を寿ぐ街に飛び出した。もちろん、当ブログ愛読者ならばご存知の <そのPETボトルはどこそこに行けば買えるはずだよメモ> を携えてである。そのお陰で、案外あっさりと入手することが出来た。こりゃぁ新年早々縁起が良いわい。

『アクエリアス』 のキャップと言えば、北京オリンピック開催年の2008年2月25日から2年間の長きにわたり、五輪マークが使用されて来た [注2]。また、ワールドカップ南アフリカ大会開催年の2010年2月26日からの2年間は、FIFAロゴが使用されて来た [注3]。どうやら、そこには五輪 → FIFAワールドカップ → 五輪の循環サイクルが存在するようだ。さすが、国際オリンピック委員会 (IOC) と国際サッカー連盟 (FIFA) 双方のワールドワイド・パートナーであるザ・コカ・コーラ社だけのことはある。2年毎に巡る開催サイクルを上手に活用していると言える。という事は、ロンドン大会閉幕後も2年間は、今回登場のキャップデザインが継続使用されることになるのだろうか。

今回入手したキャップは 『アクエリアス』 (2000mL) と 『アクエリアスビタミンガード』 (2000mL) である。配色は、どちらも、白地に明るい青 (スカイブルー) の刷り色である。キャップの図柄は、従来の商品ブランドロゴである 「AQUERiUS(R)」 に、新たに楕円の渦巻き様パターンがロゴに対して斜め右上がり位置に被せられた。これは、シュリンクラベルに印刷されているロゴと同一のものであり、今回のリニューアルキャップにおいて、ラベルのロゴとの統一がはかられた格好である。この渦巻き付き 「AQUARiUS(R)」 ロゴの下に五輪マーク、その下に 「公式スポーツ飲料」 の文字がそれぞれ三段組みで入る。さらに、点対称の 「→あける」 の開栓方向指示がキャップの3時と9時の位置にレイアウトされている。

この 「→あける」 表示は、前回まで、天地 (0時と6時の方向) に置かれていたものであるが、図柄のデザイン変更に伴い領地替えの憂き目にあったものである。いくら付け足しとは言え、随分とぞんざいな扱いである。なんだか両手で両頬を挟み、変顔を演出しているきゃりーぱみゅぱみゅの様である。レイアウトを全く無視した落ち着きのない仕上がりになっている。この辺に、近年の日本コカ・コーラ社のデザインセンスのなさが集約的に表されている気がする (いったいどうしてしまったというのだろうか、1970年代までは確かにそこにあったあの輝けるデザインワークは何処へ行ってしまったというのか、もはや過去のものなのだろうか、レガシーの継承者の復活はもうないのだろうか)。

そうした個人的な感傷はさて置き、新規キャップの登場はうれしい。

ところで、『アクエリアス』 のキャップと言えば以下の違いが存在することが、これまでの経験から知られている。すなわち、① 商品ラインナップ毎に色違いシェルが存在すること、② キャップ製造メーカー (NCC社とCSIジャパン社) 毎にレジスターマークの大きさが異なること、そして、③ 充填方式の違いによりキャップ形状 (「ノーマルギザ」 と 「粗ギザ」) が異なる こと、である。

ところが、前回のFIFAバージョン以降、『アクエリアス』 と 『アクエリアスビタミンガード』 の2000mLに関しては、<粗ギザ白地+青色刷り> に統一されている。少なくとも2000mLボトルに関しては、キャップシェルの色違いは今後も出現しないと思われる。

ただ、今回の <粗ギザ白地+青色刷り> キャップにも、キャップ製造メーカー毎のレジスターマークによる差異は存在する。それは意外なことに、(R) の大きさの違いではなく、(R) のレイアウト位置の違いとして表現されている。今回の差異は極めて微妙なので、外観上の判別には細心の注意が必要である。先ず、NCC社製キャップであるが、「AQUARiUS」 ロゴベースライン (ロゴの文字下端仮想線) の延長線上に (R) マークがきちんと収まっている。一方、CSI社製キャップでは、(R) マークがベースライン延長線により半分に分断される位置にまで下げられている。この特徴を元に判別は可能である。

この2つのキャップは、環境負荷軽減を目的として、近年NCC社とCSI社でそれぞれ同時期に開発された軽量化キャップである。当然、ボトルフィニッシュにも軽量化がはかられているため、従来の 「PCO-1810規格」 とは異なり、スレッド巻き数の少ない過渡期規格のものが使用されている [注4]。従って、従来規格のボトルフィニッシュに対応するキャップについては、今後の展開に若干の不安要素が残る。

キャップの見分け方は至って簡単である。天面部とスカート部の接合部分に着目した場合、辺縁端にある巻き締め角度確認用の直径1mm大のドットピット (ドットホール) の存在する方が、NCC社製である。それに加えて、キャップ周囲のギザギザからかすかに透けて見える、間歇的にネジに設けられたベント用の縦方向のスリットが存在することももう一つの条件である。

今後の注目ポイントは、500mLボトルにおいて、この新規図柄のキャップが、いかなる形態で出現するかに絞られる。

■ 商品表示データ ■
『アクエリアス』 (2000mL耐圧 『ラク持ち』 ボトル)
<品名> 清涼飲料水
<原材料名> 高果糖液糖、はちみつ、塩化Na、海藻エキス、ローヤルゼリー、クエン酸、クエン酸Na、香料、アルギニン、塩化K、塩化Mg、乳酸Ca、酸化防止剤 (ビタミンC)、甘味料(スクラロース)、イソロイシン、バリン、ロイシン
<栄養成分> (100mL当たり) ●エネルギー:19kcal ●たんぱく質:0g ●脂質:0g ●炭水化物:4.7g ●ナトリウム:34mg ●カリウム:8mg ●マグネシウム:1.2mg ●アルギニン:25mg ●イソロイシン:1mg ●バリン:1mg ●ロイシン:0.5mg
<販売者> コカ・コーラカスタマーマーケティング株式会社 (東京都港区六本木6-2-31)
<JAN> 49-02102-06927-4

『アクエリアスビタミンガード』 (2000mL耐圧 『ラク持ち』 ボトル)
<品名> 清涼飲料水
<原材料名> 高果糖液糖、はちみつ、塩化Na、レモンピールエキス、海藻エキス、V.C、香料、クエン酸、クエン酸Na、マリーゴールド色素、塩化K、塩化Mg、乳酸Ca、甘味料 (スクラロース)
<栄養成分> (100mL当たり) ●エネルギー:17kcal ●たんぱく質:0g ●脂質:0g ●炭水化物:4.3g ●ナトリウム:39mg ●カリウム:8mg ●カルシウム:0.8mg ●マグネシウム:1.2mg ●V.C [ビタミンC]:200mg
<販売者> コカ・コーラカスタマーマーケティング株式会社 (東京都港区六本木6-2-31)
<JAN> 49-02102-08290-7

■ 参照キャップデータ ■
『アクエリアス』 (2000mL耐圧 『ラク持ち』 ボトル) の賞味期限+製造所固有記号: 「120930-EEB」*。賞味期限は300日[約10カ月] (未開栓)。キャップは、NCC社製ワンピースキャップ [28NCフラップアセプ-E] [60線ナール] (ロット番号:A48-51)。ボトルは、自社成形 [CCEJP] (ロット番号:E/8)。プリフォーム [透明] (ロット番号:NT141050)。製造ロット番号:C0637M09 106549

『アクエリアスビタミンガード』 (2000mL耐圧 『ラク持ち』 ボトル) の賞味期限+製造所固有記号: 「120731-EIB」**。賞味期限は300日[約10カ月] (未開栓)。キャップは、CSI社製ワンピースキャップ [AS-Lok] [60線ナール] (ロット番号:L3-27)。ボトルは、自社成形 [CCEJP] (ロット番号:16/IB)。プリフォーム [白] (ロット番号:NT141087)。製造ロット番号:B1548M06 0035254

* EEB = コカ・コーライーストジャパンプロダクツ株式会社 海老名工場 (243-0495 神奈川県海老名市上河内33番地)
** EIB = コカ・コーライーストジャパンプロダクツ株式会社 茨城工場 (300-0006 茨城県土浦市東中貫町4番地1)

注1) 「謹賀新年 2012」 KUMAの日記風ボトルキャップ通信 (2012/01/01)
注2) 「北京オリンピック協賛キャップで 『AQUARIUS(R)』 をリニューアル」 ペットボトルキャップ時評 (2008/02/26)
注3) 「『AQUARIUS(R)』 のFIFA(R)ワールドカップ協賛キャップ」 ペットボトルキャップ時評 (2010/12/31)
注4) 「加温器キャップにおける日本コカ・コーラ社の決断 (2) 過渡期キャップの導入」 ペットボトルキャップ時評 (2010/12/61)

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