« AGF 『<マキシム> ちょっと贅沢な珈琲店』 に 「フレンドリーボトル」 マーク入り粗ギザキャップ出現 | トップページ | 『伊右衛門』 の太輪に 「茶」 の字のニューキャップロゴについて »

2012/03/11

奇々怪々! AGF 「フレンドリーボトル」 のキャップ

2012年3月11日、日曜日午後2時。うず高く堆積したペットボトルの空き瓶に埋もれながら眠る私を、『G線上のアリア』 の第3小節目のフックが揺り起こした。長いロングトーンに続く特徴的なメロディーは、私の携帯電話に初めから設定されていたものである。でもそれが失敗の元であった。アリアの旋律は、私をいつしか再び深い眠りに落としていた。

久しぶりの休日である。朝寝、二度寝、そしてシエスタ。徹夜続きだった年度末の中の安息日。電話の主はDozenさんであった。午後3時のコールバック。AGFの 「フレンドリーボトル」 キャップに <矢印が繋がったもの> が見つかったという。いつもの皺枯れた声が耳に囁いた。シッテルヨ!。咄嗟に頭が反応した。先週の火曜日にブログの記事で書いたばかりだったからである [注1]。でもそれが失敗の元であった。詳しく内容を聞くと、それは粗ギザではなく、ノーマルギザの話であった。

Dozenさんは、それを 「エコス (ECO'S)」 [注2] というスーパーマーケットチェーンで見付けたという。私はと言えば、忙しさを理由に <矢印が繋がっていないもの> [注3] さえも、未だ発見に至っていなかった。そして、義男(仮名)と名乗るわたしは、いつものようにパンツ一丁にコートを引っ掛け、長閑な日差しの下に駆け出した。春先の穏やかな空気が気持ちよかった。

それは案外あっさりと見つかった。ノーマルギザの <矢印が繋がったもの> と <矢印が繋がっていないもの> の両方がほぼ同時に。前者はドラッグストアチェーン 「どらっぐぱぱす」、後者は地元密着型食品スーパーにてである。

これで、AGF 「フレンドリーボトル」 のキャップは3種類となった。因みに、AGFのキャップは、そのほとんどが日本山村硝子プラスチックカンパニー製であることから、他社製キャップの存在を考慮する必要がない。

表.キャップ図柄と製造所固有記号との関係

▼ (1a) 『Blendy Bottle Coffee』 シリーズ (900mL)
     <無糖><微糖><低糖> 共通
   キャップ名称とナール形状:
     TEN-Cap、ノーマル、ツーピースキャップ
   図柄: (小、縦横サイズ=20mm×20mm)、
     矢印間隔=離れている
   賞味期限+製造所固有記号 (ラベル):
     「2012.11.03/S」

▼ (1b) 『Blendy Bottle Coffee』 シリーズ (900mL)
     <無糖><微糖><低糖> 共通
   キャップ名称とナール形状:
     TEN-Cap、ノーマル、ツーピースキャップ
   図柄: (大、縦横サイズ=24mm×21mm)、
     矢印間隔=連結
   賞味期限+製造所固有記号 (ラベル):
     「2012.11.10/J」

▼ (2b) 『MAXIM ちょっと贅沢な珈琲店』 (400mL)
   キャップ名称とナール形状:
     PA-Cap、粗ギザ、ワンピースキャップ
   図柄: (大、縦横サイズ=24mm×21mm)、
     矢印間隔=連結
   賞味期限+製造所固有記号 (TEバンド):
     「2012.11.11/J」

図柄の違いは並べて見ると一目瞭然である。先ず、「フレンドリーボトル」 のプロモーションマークの大きさの違いである。面積比で約1.26倍も異なる。そのため、大きい方のマークは、キャップ天面部一杯に展開され、その端まで後2~3mmを残すのみである。

次いで、マークのデザインの違いである。決定的な違いは、ハートマーク状に配列されたリサイクル・アローの矢印連結部の図形処理である。小さい方 (1a) は、「←」 と 「←」 の間に2~3mm程度の空隙が存在し、「←」 終端も丸みを帯びてはいるが線のままである。それに対して、大きい方 (1b、2b) は、「←」 と 「←」 の間は 「<」 型の切れ込み状の隙間が存在する程度で、「←」 終端も楔型 (<) にカットされている。この楔 (くさび) に次の 「←」 先端が連結し、サイクルを形成している。デザイン的には小さい方が、デフォルメ効果が出ており 「カワイイ」 が、意味的には、善意 (ハートはその象徴) の大循環を表す大きい方が理に叶っているようにも思える。

実は、AGFのサイトにおいても、両者が混在する。小さい方のマークは、2011年11月21日付けニュースリリース [注4] と現行ペットボトル製品ラベルにおいて見られ、大きい方のマークは、現行の 「フレンドリーボトル」 サイト [注5] において掲げられている。

ただし、実際の製品製造年月日にはほとんど期間的なズレがない。現時点での図柄の共通項は製造所固有記号のみである。ナール形状がノーマルか粗ギザかに拘わりなく、「S」 が小さい方のマーク、「J」 が大きい方のマークに各々対応している。

いったいどちらのマークが正規の 「フレンドリーボトル」 マークなのか? 粗ギザにも小さな 「フレンドリーボトル」 マークが存在するのか? はたまた、今後色違いのマークは出現するのか? いったいどちらのキャップを今のうちに収集すべきか? 幾多の謎が今、ハート型に渦巻いている。

ペットボトルキャップコレクターの明日はどっちだ!

■ 商品表示データ ■
(1a) 『Blendy Bottle Coffee<低糖>』* (900mL方形耐熱PETボトル)
<種類別名称> コーヒー
<原材料名> コーヒー、砂糖、甘味料 (アセスルファムK)、乳化剤
<栄養成分> (100mLあたり) ●エネルギー:16kcal ●たんぱく質:0.2-0.4g ●脂質:0g ●炭水化物:3.7g ●ナトリウム:10-35mg ●糖類:2.7mg
<販売者> 味の素ゼネラルフーヅ株式会社 (163-1440 東京都新宿区西新宿3-20-2)
<JAN> 49-01111-19271-3

(1b) 『Blendy Bottle Coffee<無糖>』* (900mL方形耐熱PETボトル)
<種類別名称> コーヒー
<原材料名> コーヒー、乳化剤
<栄養成分> (100mLあたり) ●エネルギー:6kcal ●たんぱく質:0.2-0.4g ●脂質:0g ●炭水化物:1.1g ●ナトリウム:10-35mg ●糖類:0mg
<販売者> 味の素ゼネラルフーヅ株式会社 (163-1440 東京都新宿区西新宿3-20-2)
<JAN> 49-01111-19281-2

(2b) 『MAXIM ちょっと贅沢な珈琲店』* (400mLオリジナルシェイプ [方形鐘塔型] PETボトル)
<種類別名称> コーヒー飲料
<原材料名> 牛乳、コーヒー、砂糖、乳化剤、甘味料 (アセスルファムK、スクラロース)
<栄養成分> (100mLあたり) ●エネルギー:28kcal ●たんぱく質:0.8g ●脂質:0.8g ●炭水化物:4.3g ●ナトリウム:10-29mg ●糖類:3.8mg
<販売者> 味の素ゼネラルフーヅ株式会社 (163-1440 東京都新宿区西新宿3-20-2)
<JAN> 49-01111-19141-9

* <Blendy>もしくは<MAXIM>商標権者、米国クラフトフーズ社との提携により製造。

■ 参照キャップデータ ■
(1a) 『Blendy Bottle Coffee<低糖>』 (900mL方形耐熱PETボトル) の賞味期限+製造所固有記号 (ラベルに記載): 「2012.11.03/S」**。賞味期間は270日 [約9カ月] (未開栓)。キャップは、日本山村硝子プラスチックカンパニー社製中栓付きツーピースキャップ 「TEN-Cap」 (ロット番号:<中栓>c6-38)。ボトルは東洋製罐社製 (ロット番号:O/5)。プリフォーム [白(結晶)化/PCO-1810] (ロット番号:5-99)。製造ロット番号: 182407B12/067112S1

(1b) 『Blendy Bottle Coffee<無糖>』 (900mL方形耐熱PETボトル) の賞味期限+製造所固有記号 (ラベルに記載): 「2012.11.10/J」***。賞味期間は270日 [約9カ月] (未開栓)。キャップは、日本山村硝子プラスチックカンパニー社製中栓付きツーピースキャップ 「TEN-Cap」 (ロット番号:<中栓>c5-38)。ボトルは東洋製罐社製 (ロット番号:G/1)。プリフォーム [白(結晶)化/PCO-1810] (ロット番号:7-76)。製造ロット番号: 160714B12/J173323

(2b) 『MAXIM ちょっと贅沢な珈琲店』 (400mLオリジナルシェイプ [方形鐘塔型] PETボトル) の賞味期限+製造所固有記号: 「20121110/J」***。賞味期間は270日 [約9カ月] (未開栓)。キャップは、日本山村硝子プラスチックカンパニー社製ワンピースキャップ 「PA-Cap」 (ロット番号:NY-121)。ボトルは東洋製罐社製 (ロット番号:J/4 234)。プリフォーム [透明/PCO-1810] (ロット番号:63 34)。製造ロット番号: 211614B12/J093880

** 製造所固有記号 「S」 = AGF鈴鹿株式会社 (〒513-8632 三重県鈴鹿市南玉垣町6410番地)
*** 製造所固有記号 「J」 = AGF関東株式会社 (〒370-0426 群馬県太田市世良田町1588-16)

注1) 「AGF 『 <マキシム> ちょっと贅沢な珈琲店』 に 「フレンドリーボトル」 マーク入り粗ギザキャップ出現」 ペットボトルキャップ時評 (2012/03/06)
注2) 「ECO'S」(ホームページ) [アクセス日:2012年3月11日]
注3) 「『横浜キャップオフ2012』ペットボトルキャップ編」 KUMAの日記風ボトルキャップ通信 (2012/03/10)
注4) 「<ブレンディ> ボトルコーヒー 環境配慮型ペットボトル 主力商品全てへの導入開始 ~名称は 『フレンドリーボトル』 に決定。2012年2月より順次切り替え~」 味の素ゼネラルフーヅ ニュースリリース #505 (2011/11/21)
注5) 「人に、地球に、とことんやさしいフレンドリーボトルです。」 味の素ゼネラルフーヅ 「フレンドリーボトル」 サイト [アクセス日:2012年3月11日]

« AGF 『<マキシム> ちょっと贅沢な珈琲店』 に 「フレンドリーボトル」 マーク入り粗ギザキャップ出現 | トップページ | 『伊右衛門』 の太輪に 「茶」 の字のニューキャップロゴについて »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« AGF 『<マキシム> ちょっと贅沢な珈琲店』 に 「フレンドリーボトル」 マーク入り粗ギザキャップ出現 | トップページ | 『伊右衛門』 の太輪に 「茶」 の字のニューキャップロゴについて »

2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ