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2016/03/21

『キリン 生茶』、深緑シェルの 「SINCE 2000」 図柄でリニューアル!

キリンビバレッジ社は、2016年3月22日 (火)、『キリン生茶』 をリニューアルし、全国新発売する [注1-2]。発売日前々日の夕方、イオン店頭にて確認、500mL入り1本税込み151円のところ特価91円 (40%オフ) であった。

PETボトルに限定した容量・容器に関するラインナップは全5種類 (280mL、500mL、500mL [自販機用]、555mL、2L) である。これは、例年通りの品揃えである。

従って、今回のリニューアルの目的もまた、例年通りのブランドイメージの梃入れである  [注3-5]。

それに伴い、パッケージとキャップと味が一新された。

先ず、キャップの変化が著しい。従来のライトグリーンのキャップ地が何とディープグリーン (深緑色) に変わり、パッケージもマット使用のシュリンクラベルをボトル全体に被せることで、内容物の色を覆い隠している。このことで、従来の 『生茶』 のイメージを払拭することに成功している。

また、味覚についても、前回 (2015年4月7日) のリニューアル時には、水っぽく、ライトな味わいであったが、今回 (2016年3月22日) のリニューアルでは、「かぶせ茶」 の茶葉を <まるごと微粉砕した> 粉末茶が添加された [注1] ことで、味に深みと奥行きが加わった。

何よりもキャップ形状が 「SKナール」 から一般的な 「粗ギザ」 になったことが驚きである。「SKナール」 といえば、当初キリンが開発し、その後他社がユニバーサルデザインの優越性の観点から導入して来たものである [注5]。自社製品での 「SKナール」 不使用の意味はかなり大きい。そこまでしても、新たなイメージを獲得する必要に迫られていたものと考えられる。

なお、プレスリリースにおいて、パッケージを 「ガラスの瓶をイメージしたペットボトル」 としたことで、「上質でスタイリッシュなデザインに生まれ変わった」 と結論付けているが、自画自賛するほどスタイリッシュとは思えない。依然として <野暮> の域を出ていない。キリンのデザインワークにおける限界性を感じる。これは、製品コンセプトと実際のボトル形状の間に乖離があることに起因する。例えば、シュリンクラベルで被覆した筈の6面耐圧パネル構造がガラス瓶のイメージを損なっている。敢えて、ガラス瓶のイメージに拘泥する必要があったのか、はなはだ疑問である。また、落款風の 「緑茶」 のみを赤色で印刷することにどれだけの意味があるのだろうか。

さて、キャップの図柄であるが、先ず、粗ギザ深緑色キャップ地にホワイトオペークインキの配色。そこに、縦書き手書き楷書体の 「生茶」 ロゴ、更に横書き8ポイントのCentury書体で 「SINCE」 と 「2000」 が左右に振り分けられる。これにはモダンなセンスが感じられる。パッケージも同様な図柄にすれば良いのに、と思う。

ただ、わずが17年ほどの歴史で、「SINCE」 を騙るのは、時期尚早である。サントリー 『伊右衛門』 (福寿園、操業寛政二年)、日本コカ・コーラ社 『綾鷹』 (上林春松本店、操業永禄年間)、『Schweppes』(Since 1783)、『Welch's』(Since 1869)、『Coca-Cola』(Since 1886)、『PEPSI-Cola』(Since 1898)、『Orangina』(Since 1936)、『Bireley's』(Since 1938)、『Tropicana』(Since 1947)、伊藤園 『お~いお茶』 発売30年 (以上、歴史の古い順)。

それはさておき、新規キャップの出現はうれしい。

■ 商品表示データ ■
『キリン 生茶』 (525mLオリジナルシェイプ [ビール瓶シェイプ耐圧パネル付き] PETボトル)
<名称> 清涼飲料水
<原材料名> 緑茶 (国産)、生茶葉抽出物 (国産)、ビタミンC
<栄養成分> (製品100mL当たり) ●エネルギー:0kcal ●たんぱく質:0g ●脂質:0g ●炭水化物:0g ●食塩相当量:0.020g
<販売者> キリンビバレッジ株式会社 (東京都千代田区神田和泉町1番地)
<JAN> 49-09411-06924-7

■ 参照キャップデータ ■
『キリン 生茶』 (525mLオリジナルシェイプ [ビール瓶シェイプ耐圧パネル付き] PETボトル) の賞味期限+製造所固有記号: 「2016.12. 2/T」。賞味期限は8カ月 (未開栓)。キャップは、NCC社製 「28NCフラップアセプ-E」 ワンピースキャップ (粗ギザ) (ロット番号:A49-69)。ボトルは自社内製 (KBC) 形成 (ロット番号:T/6)。プリフォーム [透明/過渡期口栓部規格] (ロット番号:5141)。

* T = 株式会社日本キャンパック 利根川工場 (370-0712 群馬県邑楽郡明和町矢島900-1)

注1) 「“新しい緑茶カルチャーを創り出す新 『生茶』 誕生!!” 「キリン 生茶」 3月22日 (火) リニューアル発売」 キリンビバレッジ ニュースリリース (2016/01/21)
注2) キリンビバレッジ株式会社 「生茶」 (ブランドサイト) [アクセス日: 2016年3月21日]
注3) 「『キリン 生茶』 「一芯二葉」 図柄でリニューアル!」 ペットボトルキャップ時評 (2015/04/07)
注4) 「『キリン生茶』 「生茶葉と雫」 図柄でリニューアル!」 ペットボトルキャップ時評 (2014/03/11)
注5) 「『生茶』 緑色ベタ丸図柄のSKナール」 ペットボトルキャップ時評 (2013/03/19)

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